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Mozilla Thunderbird 0.5はなかなか良い

Entourage よりThunderbird に乗り換えて約半年。動作は安定しているし機能にはそこそこ満足している。
 Entourageはよく出来たメーラだとは思うが、とにかく動作が重いし添付ファイルは昔のMacOSの制限(32文字以上の名前は受け付けない)が致命的。受信したときに元のファイル名が分からないし、送信時にロングファイル名で一部名前が違うだけでも同じファイルだと見なして受け付けてくれない。さすがにOffice:mac 2004 では直ると思うけどね。
 Thunderbird0.5リリース直前になってMacOS X版に修正が入って、添付ファイル送信時にリソースファイルを付けないようになった(Improved handling of apple double encoded attachments from OSX clients.)これまで例えばWordのファイルを添付したら一緒にリソースファイルもくっつけて送ってたので、AppleDouble形式を解さないWindowsの一部のメーラを使う人からは「添付ファイルが二つあって片方読めない!」と苦情をもらったもんだ。
 ただし、まだ添付ファイル名はUTF-8コードで送っているので、古いメーラやWindowsだとファイル名がUTF-8エンコードされたままでになるみたい。さらに濁音「゛」や半濁音「゜」の添付ファイル名だとWindows側で化けてしまうのは、MacOS XWindowsUTF-8の扱いが違うかららしい。ふむう。
 私見になるけれどThunderbirdの良いところは、メールボックスがmbox形式なので扱いやすい事、賢いJunkメールフィルタGeckoエンジンによる正確なHTML表示、動作の軽さだろうかね。メモリ食いなのと、MacOS Xに最適化されてない点が問題点と言えば問題点かね。まぁTechnology Preview版としては完成度が高いと言えるのではないでしょうか。