Zire 72<LCDトラブル関連のまとめ>
2004/08/21 13:44 Palm OS
Zire 72<へなへなスタイラス>
2004/10/24 21:39 Palm OS
Zire 72でのGraffiti入力はいまいちである。Graffiti 2の入力のしにくさやLCDの質もあるけれど、スタイラスペンにもその一因があると見た。そこで過去のPalmデバイスとのスタイラス比較をやってみたら…これが実に面白い。 >> 続きを読む...
Palmで血圧管理
2004/12/17 22:04 Palm OS
8月末、大動脈解離を患って大変な目に遭い、降圧剤の服用と血圧管理は欠かせない身体となってしまいました。それでもって血圧を簡単に管理できるソフトでも作ってみるか…と思ってたら、既にあったんですね「血圧手帳 for Palm 」。今や私にとってのキラーアプリです。 >> 続きを読む...
TigerでHotSync成功
かなり心配していたMacOS X 10.4 TigerでのHotSyncであるが、普通に動作してくれた。ログを見る限りエラーも見つからず、Zire 72側で書き込まれたアドレスやメモデータもEntourageに反映されており、ひとまず一安心。 >> 続きを読む...
Treo 650って良いじゃない!
2005/05/05 13:35 Palm OS
知り合いにTreo 650を見せてもらう機会があった。日本で輸入版を買うと10万円もしてしまうのでとても個人では買う気にはならないのだが、使い心地は絶品だった。あぁぁ...どうして日本ではTreoが使えないの? >> 続きを読む...
Palmに見習え?Intel版MacOS X
最近の劇的なCPU移行といえばやはりPalmOSかな。発表当初は色々言う人もあったが、ほとんど大きなトラブルも無くMotorolaからIntelに移行したのはさすが。是非Appleにも見習って欲しいものだ。 >> 続きを読む...
Palm Desktop 4.2.1 rev B
MacOS X 10.4 Tigerに対応した最新版のPalm Desktop 4.2.1 rev B が公開された。前バージョンからの上書きアップデートで問題なく動作している。 >> 続きを読む...
BackupBuddy for MacOS X Beta
本日3本目の記事。BackupBuddyを提供しているBlue Nomad Softwareからメールがあった。なんとMacOS X版 BackupBuddy 2 Betaをリリースしたのですと! >> 続きを読む...
Zire72でデータ飛ばしちまった!
2005/10/16 19:13 Palm OS
DateBk5のアイコンにゴリラが...
2005/11/27 19:35 Palm OS
Palmでの予定表管理ではDateBkシリーズをずっと愛用している。DateBk3から段階的にバージョンアップしてきたので、アイコンにまでは特に気にかけていなかったのだが、DateBk5のアイコンの隅にはちゃんとゴリラが描かれていたんだね。 >> 続きを読む...
Palm→Entourage 2004→アドレスブック→.Mac同期
Microsoft Office 2004 for Macが11.2.3にアップデートしたが、Palmユーザにとっての目玉は何といってもEntourageの同期機能かも。従来はEntourage内に閉じこめられていたアドレス帳、予定表、メモの情報がMacOS Xや.Macと連携できるようになったのだ。取りあえずアドレス帳だけ同期を試してみたけれど、なかなかいいじゃない。 >> 続きを読む...
Palm T|Xへ移行 <ハードウェア篇>
2006/06/06 11:46 Palm OS
iBlogを立ち上げるのは久しぶり。特に、これまではPalmについては書くことが少なかったのだが、今回ついに「最後のハンドヘルドマシン?」Palm T|Xへの全面移行を決行したのでご報告(てゆーか、やっぱり私的覚書?)。なんだかんだ言ってもZire72はエントリ機だったので、「何でも入り」マシンの使いこなしには結構苦労したり…。まずはハードウェア篇から、主にZire72からの変化について。 >> 続きを読む...
Palm T|Xへ移行 <ソフトウェア篇>
2006/06/25 20:15 Palm OS
Palm T|Xへ移行 <通信環境篇>
2006/07/18 20:17 Palm OS
Palm T|XとATOK for Palm OS 5
2006/08/05 17:49 Palm OS
PDA、スマートフォンユーザ層
2006/08/19 15:24 Palm OS
Agendus Mail 5.2不具合頻発
2006/08/27 16:14 Palm OS
Agendus Mail 5.21リリースも不具合直らず
2006/09/18 13:06 Palm OS
Agendus Mail 5.23のバッドノウハウ
2006/10/09 20:26 Palm OS
Palm + Mac OS XでAdhoc WiFi インターネット接続
Palm + Mac OS Xで、アドホックWiFi接続をしながら、Palmでインターネット接続してみよう!編。無線LANルータなしに、PalmでWiFiインターネット接続しようっていう作戦である。意外にも情報がほとんどない上、設定にも陥りやすいワナがあった。 >> 続きを読む...
iPhoneでユーザ辞書登録
2008/07/27 14:21 iPhone
HPのPalm買収について思う…
2010/05/04 21:56 iPhone
webOSについて前回ちらっと書いたところ、いきなりHPによるPalm Inc.買収のニュース。
HPと言えばiPAQなんだけれど…うわっまだ売ってるよ。一時はiPodを販売したり、Linuxのタブレットを販売したりと、以前から何とかPCから脱却しようともがいているけれど、さて、webOSはその切り札になるか否か?
HPが本格的にスマートフォンに取り組むかどうかは分からない。だけど、もしOSにAndroidを選択したとしても、メーカ間で差別化要素はほとんどないので、現在のWindows PCと同様、数年後にひどい競走に巻き込まれるのは必然。
ではWindows Phone 7はどうかというと、これまたまったく新しいOSなので、せっかくiPAQで構築してきた経験やリソースが全然役に立たない。おまけに、MicrosoftのタブレットOSはWindows 7なので、あの使いづらい重量級OSでとてもiPadに対抗できるはずもない。MicrosoftはOSラインナップを細分化してしまったのが裏目に出ちゃってるね。
その点webOSであれば、スマートフォンで十分に実績はあるし、タブレットにも展開は可能。おまけに開発チームはソフトとハードが密接に絡み合った組み込みシステムの開発に慣れている。あとはどうやってAppleに対抗していくか、もう一ひねり必要だけれど…
今後Windows PCは、もう新興国が作るようになるだろうねぇ。PCなんて、ただの標準化されたパーツの組み合わせ機器なんで、OSが同じなら差別化要素なんてない。日本のPCメーカって何作るつもりなんでしょう? せいぜい壊れにくいPCくらいかね(OSがクラッシュするのは仕方ないとして…)?
HPと言えばiPAQなんだけれど…うわっまだ売ってるよ。一時はiPodを販売したり、Linuxのタブレットを販売したりと、以前から何とかPCから脱却しようともがいているけれど、さて、webOSはその切り札になるか否か?
HPが本格的にスマートフォンに取り組むかどうかは分からない。だけど、もしOSにAndroidを選択したとしても、メーカ間で差別化要素はほとんどないので、現在のWindows PCと同様、数年後にひどい競走に巻き込まれるのは必然。
ではWindows Phone 7はどうかというと、これまたまったく新しいOSなので、せっかくiPAQで構築してきた経験やリソースが全然役に立たない。おまけに、MicrosoftのタブレットOSはWindows 7なので、あの使いづらい重量級OSでとてもiPadに対抗できるはずもない。MicrosoftはOSラインナップを細分化してしまったのが裏目に出ちゃってるね。
その点webOSであれば、スマートフォンで十分に実績はあるし、タブレットにも展開は可能。おまけに開発チームはソフトとハードが密接に絡み合った組み込みシステムの開発に慣れている。あとはどうやってAppleに対抗していくか、もう一ひねり必要だけれど…
今後Windows PCは、もう新興国が作るようになるだろうねぇ。PCなんて、ただの標準化されたパーツの組み合わせ機器なんで、OSが同じなら差別化要素なんてない。日本のPCメーカって何作るつもりなんでしょう? せいぜい壊れにくいPCくらいかね(OSがクラッシュするのは仕方ないとして…)?
iPhoneとPalm、Androidについて思う…
2010/04/25 18:45 iPhone
いろいろ事情がありまして、久々の更新です。何が原因であれ、ブログって一度途絶えると再開がなかなか大変ねぇ。
前回はProject Palm 1の感想文でしたが、その後Project Palm 2も読了しまして、日本のPalm界のお話とSONYのドタバタ劇を楽しく拝見しました。日米の個人パワーが牽引してきた初期のPalm市場に対し、SONYがいかにも日本人らしいサラリーマン精神を発揮する姿が対照的に描かれていているように見受けられました。トップダウンの命令、むちゃな納期設定、カミカゼ的な開発体制、典型的なやっつけ仕事などなど。別にCLIEに限った話でなく、日本のIT産業の開発現場そのものですな。
さて、新生PalmのwebOSはいいOSに仕上がっているように見受けられますが、日本で使えるようになっても管理人は多分使うことはないと思います。だいたい他社の製品・サービス(iTunes)をハッキングするなんて、ふつうの企業が考えることではないでしょう。そういう変化球的なビジネスモデルを強行せざるを得ないところに余裕のなさを感じますね。
一方で、NTTドコモはAndroid端末をリリースして、何やらiPhoneとAndroidは共存関係とか言っているようです。iPhoneの日本上陸時にあれだけおサイフケータイが使えない、ワンセグが見られない、重たい、女子高生向きでないなど、ありとあらゆる表現でこき下ろしていたのにねぇ。2年も経てば舌の根も乾くのでしょう。こちらも戦略らしい戦略がないことが丸分かりですな。結局、Androidは成功すればラッキー、失敗した方が従来のガラパゴスに戻って快適快適、とのトップの思惑が見え見えです。
iPhoneはまさに破壊的イノベーションの好例だと思いますが、Appleがこのまま市場を席巻したままでいられるとはとても思えません。確かに使ってて楽しい端末だと思いますが、どう見ても誰にでも使えるような製品ではないでしょう? Androidは一定の対抗勢力になるかも知れないけれどあからさまなモノマネ製品なんで、ある意味、中国のバチモンと変わらないよね。iPhoneの対極に位置する製品はどんなものになるのか、これからが楽しみですねぇ。
前回はProject Palm 1の感想文でしたが、その後Project Palm 2も読了しまして、日本のPalm界のお話とSONYのドタバタ劇を楽しく拝見しました。日米の個人パワーが牽引してきた初期のPalm市場に対し、SONYがいかにも日本人らしいサラリーマン精神を発揮する姿が対照的に描かれていているように見受けられました。トップダウンの命令、むちゃな納期設定、カミカゼ的な開発体制、典型的なやっつけ仕事などなど。別にCLIEに限った話でなく、日本のIT産業の開発現場そのものですな。
さて、新生PalmのwebOSはいいOSに仕上がっているように見受けられますが、日本で使えるようになっても管理人は多分使うことはないと思います。だいたい他社の製品・サービス(iTunes)をハッキングするなんて、ふつうの企業が考えることではないでしょう。そういう変化球的なビジネスモデルを強行せざるを得ないところに余裕のなさを感じますね。
一方で、NTTドコモはAndroid端末をリリースして、何やらiPhoneとAndroidは共存関係とか言っているようです。iPhoneの日本上陸時にあれだけおサイフケータイが使えない、ワンセグが見られない、重たい、女子高生向きでないなど、ありとあらゆる表現でこき下ろしていたのにねぇ。2年も経てば舌の根も乾くのでしょう。こちらも戦略らしい戦略がないことが丸分かりですな。結局、Androidは成功すればラッキー、失敗した方が従来のガラパゴスに戻って快適快適、とのトップの思惑が見え見えです。
iPhoneはまさに破壊的イノベーションの好例だと思いますが、Appleがこのまま市場を席巻したままでいられるとはとても思えません。確かに使ってて楽しい端末だと思いますが、どう見ても誰にでも使えるような製品ではないでしょう? Androidは一定の対抗勢力になるかも知れないけれどあからさまなモノマネ製品なんで、ある意味、中国のバチモンと変わらないよね。iPhoneの対極に位置する製品はどんなものになるのか、これからが楽しみですねぇ。
Project Palm読後感想:PalmPilotの記憶
2010/03/07 15:06 Books
モバイル端末で本がさくさく読める時代になりましたねぇ。iPhoneのディスプレイ、フォント、さらにそのドライバの出来はなかなかよく、その物理的なスペックよりもはるかに文章が読みやすく感じます。iPadだと写真入りの雑誌を読むのもストレスがなくなりそうですねぇ。
さて、App Storeでもガンガン売れまくった電子書籍Project Palm 1をようやく読み終わりました。感想と言うのもおこがましいのですが、そこにあるのは作者である機長のPalmへの溢れんばかりの愛情に尽きます。さらにはノンフィクションの形式を取っていながら、そこで起こるイベント1つ1つにPalmコミュニティの人々の想いが載っています。多少、行き過ぎの感もありますが、そこがまたリアル感があっていいんですよ。
とはいえ、そういう情緒的な表現を割り引いて読むと(別に割り引かなくてもいいんですが)、実は普通のビジネス書としてもなかなか見ごたえがあります。ベンチャーの成功条件や、企業の成長の過程で起きる問題、ある分水嶺での判断基準などは、日本のベンチャーにとっても共通のものです。一つ例を挙げるとすれば、Graffitiを切り売りする件などは、開発型ベンチャーが見落としがちなキャッシュフローの問題を如実に示しています。
と、まぁ、適当に言葉を並べた感想はともあれ、読後感極まって、押し入れにしまったままのU.S. Robotics謹製のPalmPilot Professional(SuperPilot)を引きずり出してきました。単4電池を入れますと、今でもきちんと動いちゃいます。iPhoneのカメラ写真では分かりにくいですが、ちゃんとLEDバックライトもつきます。イケショップさんの1997年7月22日付けの領収書とともに、J-OS Proとセットでマニュアル類も全部出てきました。あとはどこかに貼ったグラフィティのシールと、箱さえあれば購入したままの完動キットです。ロブ灰谷氏写真入りのアクセサリー・カタログ付きです。うーん、この手触りの武骨なチープさが何とも言えず最高です。
PalmPilotで一番の思い出は、米国出張のときのデトロイトからサウスベンドに向かうローカル線の飛行機の中でのエピソード。1998年7月22日(PalmPilotの購入1周年記念なんだね)、飛行機が前日の嵐で2時間遅れたので、狭い機中で予定の組み直しと出張報告書を書くために、PalmPilotをちょこちょこいじっていますと、隣に座ってたいかにもアメリカ人って風のでかいオッチャンがのぞき込んできて、「それ、どこの製品?」と聞いてきました。反射的にPalmPilotに刻印されたロゴを指さして「U.S. Robotics」と答えましたら、なんか妙に感心した様子でフンフン言った後、隣に座ってたとっても品のいい感じの少し年のいったレディ(奥さん?同僚?秘書?)に「おい、あれ、U.S. Robotics製だってよ」と話しかけてました。U.S. Roboticsってモデムメーカですからねぇ、信じられんわなぁ。まぁ、実はそれだけの事なんですが、アメリカにもやっぱPDAオタクっているんだなぁ、と変な方向に考えが行っておりました。
こういうエピソードが日付つきで思い出せるのも、今考えればHotSyncのおかげ。Mac OS XとiPhoneには1997年からのスケジュールがすべて入っています。アナログな思い出もデジタルと共にあり、てな感じでしょうか。
…というわけで、特にオチもなく、当然、続編のProject Palm 2も引き続き行きます。
さて、App Storeでもガンガン売れまくった電子書籍Project Palm 1をようやく読み終わりました。感想と言うのもおこがましいのですが、そこにあるのは作者である機長のPalmへの溢れんばかりの愛情に尽きます。さらにはノンフィクションの形式を取っていながら、そこで起こるイベント1つ1つにPalmコミュニティの人々の想いが載っています。多少、行き過ぎの感もありますが、そこがまたリアル感があっていいんですよ。
とはいえ、そういう情緒的な表現を割り引いて読むと(別に割り引かなくてもいいんですが)、実は普通のビジネス書としてもなかなか見ごたえがあります。ベンチャーの成功条件や、企業の成長の過程で起きる問題、ある分水嶺での判断基準などは、日本のベンチャーにとっても共通のものです。一つ例を挙げるとすれば、Graffitiを切り売りする件などは、開発型ベンチャーが見落としがちなキャッシュフローの問題を如実に示しています。
と、まぁ、適当に言葉を並べた感想はともあれ、読後感極まって、押し入れにしまったままのU.S. Robotics謹製のPalmPilot Professional(SuperPilot)を引きずり出してきました。単4電池を入れますと、今でもきちんと動いちゃいます。iPhoneのカメラ写真では分かりにくいですが、ちゃんとLEDバックライトもつきます。イケショップさんの1997年7月22日付けの領収書とともに、J-OS Proとセットでマニュアル類も全部出てきました。あとはどこかに貼ったグラフィティのシールと、箱さえあれば購入したままの完動キットです。ロブ灰谷氏写真入りのアクセサリー・カタログ付きです。うーん、この手触りの武骨なチープさが何とも言えず最高です。
PalmPilotで一番の思い出は、米国出張のときのデトロイトからサウスベンドに向かうローカル線の飛行機の中でのエピソード。1998年7月22日(PalmPilotの購入1周年記念なんだね)、飛行機が前日の嵐で2時間遅れたので、狭い機中で予定の組み直しと出張報告書を書くために、PalmPilotをちょこちょこいじっていますと、隣に座ってたいかにもアメリカ人って風のでかいオッチャンがのぞき込んできて、「それ、どこの製品?」と聞いてきました。反射的にPalmPilotに刻印されたロゴを指さして「U.S. Robotics」と答えましたら、なんか妙に感心した様子でフンフン言った後、隣に座ってたとっても品のいい感じの少し年のいったレディ(奥さん?同僚?秘書?)に「おい、あれ、U.S. Robotics製だってよ」と話しかけてました。U.S. Roboticsってモデムメーカですからねぇ、信じられんわなぁ。まぁ、実はそれだけの事なんですが、アメリカにもやっぱPDAオタクっているんだなぁ、と変な方向に考えが行っておりました。
こういうエピソードが日付つきで思い出せるのも、今考えればHotSyncのおかげ。Mac OS XとiPhoneには1997年からのスケジュールがすべて入っています。アナログな思い出もデジタルと共にあり、てな感じでしょうか。
…というわけで、特にオチもなく、当然、続編のProject Palm 2も引き続き行きます。
<大掃除では常に存亡の危機にあるPalmPilot ProfessionalのJ-OS Proキット>