Palm→Entourage 2004→アドレスブック→.Mac同期
Microsoft Office 2004 for Macが11.2.3にアップデートしたが、Palmユーザにとっての目玉は何といってもEntourageの同期機能かも。従来はEntourage内に閉じこめられていたアドレス帳、予定表、メモの情報がMacOS Xや.Macと連携できるようになったのだ。取りあえずアドレス帳だけ同期を試してみたけれど、なかなかいいじゃない。
Zire72とMacOS Xとの同期は、安定していることもあってEntourageコンジットを使っているのだが、これまではせっかくの同期した情報がOffice 2004 for Macの中でしか活用できないのがとても痛かった。特にアドレス帳データはいろいろと役に立つものだが、MacOS X標準のアドレスブックに対応したアプリケーションは数あれど、Entourageに対応したものはほとんどない。さらにEntourageからアドレスブックへの変換はAppleScript経由でやれないこともないけれど、時間がかかって仕方がないし、どうしても非同期となってしまう。
かねてからMicrosoftはOffice for Macの次期版はまだ先としつつも、Entourageはアップデートすると言っていたのだが、まさに今回のOffice 2004 for Macのアップデートにより、EntourageがMacOS Xの標準機能であるSpotlight、Syncサービスをサポートし、その約束を果たしたことになる。
前置きはともかくとして、取りあえずはEntourageのアドレス帳とMacOS Xのアドレスブックとの同期を恐る恐る試してみた。実はアップデートした機能については、オンラインヘルプも含めて、あまり詳しいドキュメントがなく、実査にはどのように動作するかがかなり不安でもある。
アップデートされたEntourage 2004 11.2.3(060209)の環境設定の中に、確かにシンクサービスとSpotlightの項目が増えていて、まずは「連絡先をアドレスブックおよび.Macと連携する」にチェックを入れた。すると、しばらくしてダイアログが突然現れ、アドレスブックとどのように同期するかを尋ねてくるので、まぁとにかくEntourageのデータでアドレスブックを上書きすることとした。
ユーザがやるべきことはここまで。あとはEntourageを終了しても、MacOS XでSyncServiceというユーザには見えないプロセスが勝手に走り出し、さらに時々はMicrosoft Database Daemonというプロセスも走って何かやってる様子…。そしてSyncServiceが終了するのを見計らってアドレスブックを起動すると、あら不思議、Entourageと同数の連絡先が生成されているのが確認できた。氏名のふりがなにも対応している。
ただ同期されたデータを見ていると、必ずしも完全でもなさそうである。Palmのカスタマイズ・フィールドにあるデータはEntourageには同期されているがアドレスブックには反映されない様子。しかし実用上はほとんど問題がないので及第点と言える。
これでPalmをHotSyncするだけで、Entourageとアドレスブック、.Macとのデータを同期させることができるようになった。さらに同様に、予定表もPalm、Entourage、iCal、そして.Macとの間で同期できるようにもなり、携帯端末、デスクトップ、オンラインストレージとの間の情報が一元化されるので、何とも便利になったものだ。
かねてからMicrosoftはOffice for Macの次期版はまだ先としつつも、Entourageはアップデートすると言っていたのだが、まさに今回のOffice 2004 for Macのアップデートにより、EntourageがMacOS Xの標準機能であるSpotlight、Syncサービスをサポートし、その約束を果たしたことになる。
前置きはともかくとして、取りあえずはEntourageのアドレス帳とMacOS Xのアドレスブックとの同期を恐る恐る試してみた。実はアップデートした機能については、オンラインヘルプも含めて、あまり詳しいドキュメントがなく、実査にはどのように動作するかがかなり不安でもある。
アップデートされたEntourage 2004 11.2.3(060209)の環境設定の中に、確かにシンクサービスとSpotlightの項目が増えていて、まずは「連絡先をアドレスブックおよび.Macと連携する」にチェックを入れた。すると、しばらくしてダイアログが突然現れ、アドレスブックとどのように同期するかを尋ねてくるので、まぁとにかくEntourageのデータでアドレスブックを上書きすることとした。
ユーザがやるべきことはここまで。あとはEntourageを終了しても、MacOS XでSyncServiceというユーザには見えないプロセスが勝手に走り出し、さらに時々はMicrosoft Database Daemonというプロセスも走って何かやってる様子…。そしてSyncServiceが終了するのを見計らってアドレスブックを起動すると、あら不思議、Entourageと同数の連絡先が生成されているのが確認できた。氏名のふりがなにも対応している。
ただ同期されたデータを見ていると、必ずしも完全でもなさそうである。Palmのカスタマイズ・フィールドにあるデータはEntourageには同期されているがアドレスブックには反映されない様子。しかし実用上はほとんど問題がないので及第点と言える。
これでPalmをHotSyncするだけで、Entourageとアドレスブック、.Macとのデータを同期させることができるようになった。さらに同様に、予定表もPalm、Entourage、iCal、そして.Macとの間で同期できるようにもなり、携帯端末、デスクトップ、オンラインストレージとの間の情報が一元化されるので、何とも便利になったものだ。