iPhoneで連絡先やミュージックのソート異常
2012/01/15 15:05 iPhone
iOS5で、言語環境を切り替えたりすると、iOS標準の「連絡先アプリ」と「ミュージックアプリ」で、あいうえお順とABC順が大混乱してしまう現象が発生する場合がある。
具体的には、日本語環境で、右端のソートリストが「ABC..Z#」となっているのに連絡先の名前や曲名、アーティスト名などは「あいうえお順」で並んでしまう問題である。またはそのまったく逆のケースもあるから複雑である。
一番手っ取り早い治し方は、設定>一般>言語環境を英語環境にすることで、すべてがABC順に統一される。しかしこの方法だとシステムごと英語環境になってしまうし、やはり「あいうえお順」の方が圧倒的に便利なので、日本語環境上で何とかしたい。
それでまず、連絡先アプリの治療方法である。iCloudと同期している場合は、設定>iCloudで連絡先の同期をオフにする。この時iPhoneにデータを残さないよう「iPhoneから削除」とする。連絡先が空になったのを確認してから、再度、連絡先のiCloud同期をオンにしてデータを読み込み直すと、正常に「あいうえお順」にソートし直される。1000件くらいの同期し直しであれば、WiFi環境ならたいして時間はかからない。
一方、ミュージックアプリは、データ量が多く、同期し直しには時間がかかり過ぎるので、違うアプローチをする。まず一度、言語環境を英語環境に切り替える。その後、言語環境を日本語環境に戻した後、すぐ本体をリセットする。このリセット動作を忘れると、ソートが混乱したままになってしまう可能性が高い。ただし、一旦、言語環境を変更するので、連絡先アプリの治療をこの後実行し直す必要があるかも知れない。
また、iOS5の場合は、設定>ミュージックで、アルバムアーティスト別をオフにするだけで直る事もあるらしい。
あー、やっと胸のつかえがおりて、すっきりした。
具体的には、日本語環境で、右端のソートリストが「ABC..Z#」となっているのに連絡先の名前や曲名、アーティスト名などは「あいうえお順」で並んでしまう問題である。またはそのまったく逆のケースもあるから複雑である。
一番手っ取り早い治し方は、設定>一般>言語環境を英語環境にすることで、すべてがABC順に統一される。しかしこの方法だとシステムごと英語環境になってしまうし、やはり「あいうえお順」の方が圧倒的に便利なので、日本語環境上で何とかしたい。
それでまず、連絡先アプリの治療方法である。iCloudと同期している場合は、設定>iCloudで連絡先の同期をオフにする。この時iPhoneにデータを残さないよう「iPhoneから削除」とする。連絡先が空になったのを確認してから、再度、連絡先のiCloud同期をオンにしてデータを読み込み直すと、正常に「あいうえお順」にソートし直される。1000件くらいの同期し直しであれば、WiFi環境ならたいして時間はかからない。
一方、ミュージックアプリは、データ量が多く、同期し直しには時間がかかり過ぎるので、違うアプローチをする。まず一度、言語環境を英語環境に切り替える。その後、言語環境を日本語環境に戻した後、すぐ本体をリセットする。このリセット動作を忘れると、ソートが混乱したままになってしまう可能性が高い。ただし、一旦、言語環境を変更するので、連絡先アプリの治療をこの後実行し直す必要があるかも知れない。
また、iOS5の場合は、設定>ミュージックで、アルバムアーティスト別をオフにするだけで直る事もあるらしい。
あー、やっと胸のつかえがおりて、すっきりした。
iTunes WiFi同期と無線ルータ
2011/11/20 18:53 iPhone
iOS5から可能になったiTunes WiFi同期が不安定で苦しんだ原因を発見の巻。
現象は、iPhone 4、iPadがOS X Lionが母艦のiTunesからデバイスリストに現れたり現れなかったり。あるいは無事現れて同期開始しても、iOSデバイスを検索中になってしまい、いつまでも同期作業を始めない。
暫定措置として、iPhone 4、iPadで1度「機内モード」をON-OFFするときちんとつながり、同期もできるようなるので、何とかしのいでいた。
ところが今度は、Apple TV 2をバージョンアップした途端、iPhone 4、iPadのRemote.appから有線でつながっているApple TV 2に接続できなくなるトラブルが発生。ホームシェアリングをONにしているにも関わらず、iOSデバイス間の通信がまったくダメ。Apple TV 2と母艦のMacとは有線同士でつながっており、こちらのホームシェアリングには問題がないので、明らかに無線LANの問題である。
…というわけで、Buffaloの無線LANルータ、WZR-HP-G300NHの設定を再度見直したところ…
ありましたよ。諸悪の根源が。マルチキャストSnooping機能ONだ。AppleのホームシェアリングやiTunes WiFi同期などは、デバイスを認識するためにマルチキャストを多用するが、Snooping機能によりこれらをブロックされていた訳である。問題なのは、完全なブロックではなく「不要なパケットを抑制」すること。不要か不要でないかを勝手に判断されるので、iOSデバイスが見えたり見えなかったり、つながったりつながらなかったりするのだ。
こういうおせっかい機能は、ふつうデフォルトでOFFにしておくべきものだと思う。Buffaloのバカ~!。って、自分でONにしたのかなぁ?
現象は、iPhone 4、iPadがOS X Lionが母艦のiTunesからデバイスリストに現れたり現れなかったり。あるいは無事現れて同期開始しても、iOSデバイスを検索中になってしまい、いつまでも同期作業を始めない。
暫定措置として、iPhone 4、iPadで1度「機内モード」をON-OFFするときちんとつながり、同期もできるようなるので、何とかしのいでいた。
ところが今度は、Apple TV 2をバージョンアップした途端、iPhone 4、iPadのRemote.appから有線でつながっているApple TV 2に接続できなくなるトラブルが発生。ホームシェアリングをONにしているにも関わらず、iOSデバイス間の通信がまったくダメ。Apple TV 2と母艦のMacとは有線同士でつながっており、こちらのホームシェアリングには問題がないので、明らかに無線LANの問題である。
…というわけで、Buffaloの無線LANルータ、WZR-HP-G300NHの設定を再度見直したところ…
ありましたよ。諸悪の根源が。マルチキャストSnooping機能ONだ。AppleのホームシェアリングやiTunes WiFi同期などは、デバイスを認識するためにマルチキャストを多用するが、Snooping機能によりこれらをブロックされていた訳である。問題なのは、完全なブロックではなく「不要なパケットを抑制」すること。不要か不要でないかを勝手に判断されるので、iOSデバイスが見えたり見えなかったり、つながったりつながらなかったりするのだ。
こういうおせっかい機能は、ふつうデフォルトでOFFにしておくべきものだと思う。Buffaloのバカ~!。って、自分でONにしたのかなぁ?
アドレス帳連携の憂鬱
Palmのアドレス帳とPantherのアドレスブック 、Entourage , Palm Desktop, Thunderbird との間でちゃんと連携を取りたいけれど、これがかなり面倒。 >> 続きを読む...
PalmDesktop 4.2.1(E) と Microsoft Entourageコンジット
palmOne からリリースされたPalmDesktop 4.2.1(E) を使って、Entourage のコンジットを使うことにした。PalmDesktop英語版の導入にはマサトレさん のレポート を参考にした(thanks!)。 >> 続きを読む...
マサトレさんに紹介されてました
2004/05/10 00:06 Palm OS
Entourageコンジット11.0.0と、PalmDesktop 4.2.1(E)
Microsoft Office 2004日本語版が発売された。これにはEntourage 2004と、Palmデバイス用コンジットの最新版も付属しているわけだが、PalmDesktop英語版と共存させるにはちょっと(かなり)手間がかかる。今回はその奮闘記だ! >> 続きを読む...
Entourageコンジットとアドレスのふりがな
MacOS X Panther + PalmDesktop 4.2.1(E) + Zire72 + J-OS + Addrex といういびつな環境だといろいろとバッドノウハウ が必要になる。今回はEntourageコンジット11.0.0(J)ならばPalmOS日本語版のアドレス帳のふりがなも使えるバッドノウハウ。 >> 続きを読む...
Palm Desktop 4.2.1(E) for MacOS Xとマルチメディア
マサトレ さんがついにRSS に対応してくれました。RSSだと更新チェックが簡単なので嬉しいんです。PalmとMacの同期の草の根情報満載なので、今後も期待してますです。…って、本題はPalm Desktop 4.2.1英語版を使う理由です。 >> 続きを読む...
TigerでHotSync成功
かなり心配していたMacOS X 10.4 TigerでのHotSyncであるが、普通に動作してくれた。ログを見る限りエラーも見つからず、Zire 72側で書き込まれたアドレスやメモデータもEntourageに反映されており、ひとまず一安心。 >> 続きを読む...
Palm Desktop 4.2.1 rev B
MacOS X 10.4 Tigerに対応した最新版のPalm Desktop 4.2.1 rev B が公開された。前バージョンからの上書きアップデートで問題なく動作している。 >> 続きを読む...
Palm→Entourage 2004→アドレスブック→.Mac同期
Microsoft Office 2004 for Macが11.2.3にアップデートしたが、Palmユーザにとっての目玉は何といってもEntourageの同期機能かも。従来はEntourage内に閉じこめられていたアドレス帳、予定表、メモの情報がMacOS Xや.Macと連携できるようになったのだ。取りあえずアドレス帳だけ同期を試してみたけれど、なかなかいいじゃない。 >> 続きを読む...
iPhoneのバックアップ時間が長い原因を発見!
2009/06/20 06:24 iPhone
iPhone OS 3.0にアップデートして、楽しみと苦しみの両方を味わっている最中。
だが、一番の問題はiTunesへのバックアップに時間かかりすぎること! 3時間半かかって半分も終わらない。いい加減頭に来て、本気で原因調査を開始した。そしてその諸悪の根源は「AppSniperのアイコン・キャッシュ」だった!
iPhoneのバックアップ・ファイルは、Macの場合、”~/Library/Application Support/MobileSync/Backup”のフォルダに、符号化されたフォルダ名で保存される。当然、最新のタイムスタンプのフォルダが最新のバックアップだ。
iPhoneのバックアップ中にこのフォルダの中身を見ていると、どんどんファイルが増えていくので、一向に前進しないiTunesのプログレスバーにじりじりしなくてもよくなる。うーん、ファイルは確かに増えていっているけど…なに!? 3時間半で12,139個のファイル? そりゃいくらなんでも多すぎだろ!?
バックアップ・データは、xxxx.mdinfoとxxxx.mddataという2つのファイルで一組になったSQLightのデータベース、平たく言えばSpotlightのデータである。バックアップされたばかりのxxxx.mdinfoファイルをエディタで無理矢理開くと、”icon, AppSniper, IMG”の文字が見える。ふうん、AppSniperのデータをバックアップ中か。じゃあ、2時間前にバックアップしたファイルは…やはり”AppSniper”だ! こいつか! AppSniperだけで1万個以上のデータ、それはキャッシュ以外に考えられない。
後はもう簡単。即、バックアップを中断し、iPhoneでAppSniperを開き、Configの画面を探すと、下から2番目の目立たないところに「Clear Icon Cache」があった。これを押すとポップアップ・メッセージが現れ、「iTunesと同期する前にキャッシュをクリアしておくと、バックアップ時間をかなり短くできるよ」だと。orz
OKすると、えらく時間がかかり(1万個以上だからそりゃそうだろう)、バックアップを再開したところ、見違えるようにバックアップがどんどん進み、わずか7分で終了。バックアップ・ファイルは1,800個程度。iPhone 3.0にアップデートして最初のフルバックアップなので、こんなもんだろう。2度目のバックアップ(同期)は1分以内で終了。いや、もう、脱力。
だが、一番の問題はiTunesへのバックアップに時間かかりすぎること! 3時間半かかって半分も終わらない。いい加減頭に来て、本気で原因調査を開始した。そしてその諸悪の根源は「AppSniperのアイコン・キャッシュ」だった!
iPhoneのバックアップ・ファイルは、Macの場合、”~/Library/Application Support/MobileSync/Backup”のフォルダに、符号化されたフォルダ名で保存される。当然、最新のタイムスタンプのフォルダが最新のバックアップだ。
iPhoneのバックアップ中にこのフォルダの中身を見ていると、どんどんファイルが増えていくので、一向に前進しないiTunesのプログレスバーにじりじりしなくてもよくなる。うーん、ファイルは確かに増えていっているけど…なに!? 3時間半で12,139個のファイル? そりゃいくらなんでも多すぎだろ!?
バックアップ・データは、xxxx.mdinfoとxxxx.mddataという2つのファイルで一組になったSQLightのデータベース、平たく言えばSpotlightのデータである。バックアップされたばかりのxxxx.mdinfoファイルをエディタで無理矢理開くと、”icon, AppSniper, IMG”の文字が見える。ふうん、AppSniperのデータをバックアップ中か。じゃあ、2時間前にバックアップしたファイルは…やはり”AppSniper”だ! こいつか! AppSniperだけで1万個以上のデータ、それはキャッシュ以外に考えられない。
後はもう簡単。即、バックアップを中断し、iPhoneでAppSniperを開き、Configの画面を探すと、下から2番目の目立たないところに「Clear Icon Cache」があった。これを押すとポップアップ・メッセージが現れ、「iTunesと同期する前にキャッシュをクリアしておくと、バックアップ時間をかなり短くできるよ」だと。orz
OKすると、えらく時間がかかり(1万個以上だからそりゃそうだろう)、バックアップを再開したところ、見違えるようにバックアップがどんどん進み、わずか7分で終了。バックアップ・ファイルは1,800個程度。iPhone 3.0にアップデートして最初のフルバックアップなので、こんなもんだろう。2度目のバックアップ(同期)は1分以内で終了。いや、もう、脱力。
Safariブックマーク同期問題
2009/05/04 20:51 iPhone
MobileMeのクラウドを利用して、SafariブックマークをiPhoneとMacBook Proとの間で同期しているのだが、おかしな現象に見舞われている。
それぞれの環境は、MacBook ProはMacOS X 10.5.6 Leopard、Safari 3.2.1で、MobileMeでSafariブックマークを同期している状態。一方iPhoneは、iPhoneOS 2.2.1に付属するMobile Safariで、こちらもブックマークを同期した状態に設定してある。
このとき同期はほとんどの場合うまく動いてくれる。Macでブックマークを追加・削除するとそれはiPhoneにも反映されるし、iPhone側での追加・削除情報もきちんとMacに伝わる。加えてiPhone側からのブックマーク変更作業もすべてMac側のSafariに1分以内に伝わる。
問題は、MacのSafariでのブックマーク変更作業である。iPhoneにうまく伝わらないのは次の作業。
ブックマークの新規作成や削除情報はきちんと伝わるので、既存ブックマークの修正情報がMacからiPhoneへ伝わらないようである。ところが、iPhoneで同じ作業を行えばMacに伝わる。仕方がないので、今はブックマークの移動・編集はiPhone側で行うことにしている。
そもそもMobileMeはiPhone 3G販売開始直後は問題だらけだったので、これくらいのグリッジは大したことはないけど…。Appleとの付き合いが長いので、不満たらたらながら、たいていのことは仕方がないなぁで済ましてしまう自分が怖い…。iPhoneOS 3.0のリリースも間近。これに合わせておそらくMobileMeとの同期の仕様も変更されるので、そちらも睨みながらしばらく様子を見たい。
それぞれの環境は、MacBook ProはMacOS X 10.5.6 Leopard、Safari 3.2.1で、MobileMeでSafariブックマークを同期している状態。一方iPhoneは、iPhoneOS 2.2.1に付属するMobile Safariで、こちらもブックマークを同期した状態に設定してある。
このとき同期はほとんどの場合うまく動いてくれる。Macでブックマークを追加・削除するとそれはiPhoneにも反映されるし、iPhone側での追加・削除情報もきちんとMacに伝わる。加えてiPhone側からのブックマーク変更作業もすべてMac側のSafariに1分以内に伝わる。
問題は、MacのSafariでのブックマーク変更作業である。iPhoneにうまく伝わらないのは次の作業。
- Mac版Safariでブックマークのフォルダ移動しても、iPhoneと同期後、移動前の位置(iPhoneのブックマークの位置)に戻ってしまう。
- Mac版Safariでブックマークのリンク先を編集して変更しても、iPhoneと同期後には、編集前の情報に戻ってしまう(iPhoneに保存されていた情報で上書きされる)
そもそもMobileMeはiPhone 3G販売開始直後は問題だらけだったので、これくらいのグリッジは大したことはないけど…。Appleとの付き合いが長いので、不満たらたらながら、たいていのことは仕方がないなぁで済ましてしまう自分が怖い…。iPhoneOS 3.0のリリースも間近。これに合わせておそらくMobileMeとの同期の仕様も変更されるので、そちらも睨みながらしばらく様子を見たい。