使える Safari 機能拡張
2012/04/30 13:45 Mac OS X
iPadの網膜ディスプレイに心酔中の今日この頃、本命、OS XへのRetina Display正式採用を心待ちにGWを過ごしております。
久々にのんびりする時間がとれたので、今使っているSafari機能拡張(9個)をまとめてみようかと思います。
まず、現在のSafari(5.1.5)のツールバーはこんな感じ。ツールバーアイコンがない機能拡張もあるけど、それでもいい加減多いな。それにしても「機能拡張」という名称は、旧Mac OS、漢字Talkのユーザには、トラウマみたいなものがあります。取りあえずは衝突はしていないようですが…
それではABC順で行ってみましょう。そー言えばSMS系がないですねぇ
定番のパスワード一元管理ソフト。どんなWebページのID, Password入力もショートカット一発で呼び出せるので便利。
AdBlock for Safari
広告ブロックの定番ですね。
AutoPatchWork for Safari
自動的に次のページを読み込む機能拡張のSafari版。 AutoPagerizeよりシンプルで日本語サイトとの相性がよさげ。
BetterSource
Webページの色つきHTMLソースを1クリックで見る。JavaScriptを展開したソースを見ることも可能。
ClickToFlash
定番のFlashコンテンツブロック。Adobeがどう思おうが、もうFlashは時代遅れですよね。
Minatsu
2chへのリンクを2chブラウザへのリンクへ自動変換。BathySpache、Thousand、公式p2に対応。
Save for Later
Pocket(旧名Read It Rater)の非公式機能拡張。ブックマークや便利記事をiPhone、iPadの各種アプリと合わせて一括管理できて便利。Safariのリーディングリストは今一つなんですよね。
Readability
Readabilityサービスの公式機能拡張。Safariリーダが中途半端なので、頼らざるを得ないのが現状。
Ultimate Status bar
リンク先のアドレスをエレガントに表示。実用的ではなくお遊び系です。派手過ぎて邪魔な時もあります。
Google Chromeに比べると、充実していると言いがたいですが、定番系はだいたい網羅しており特に不便は感じません。えっ?Chrome使えばいいって?うーん、WindowsではChrome最強なんですが、最近のGoogleは個人データ収集にご執心の様子で、かつてのMicro$oftを彷彿とさせ、危険な香りが一杯なんですよね。
久々にのんびりする時間がとれたので、今使っているSafari機能拡張(9個)をまとめてみようかと思います。
まず、現在のSafari(5.1.5)のツールバーはこんな感じ。ツールバーアイコンがない機能拡張もあるけど、それでもいい加減多いな。それにしても「機能拡張」という名称は、旧Mac OS、漢字Talkのユーザには、トラウマみたいなものがあります。取りあえずは衝突はしていないようですが…
それではABC順で行ってみましょう。そー言えばSMS系がないですねぇ
AdBlock for Safari
AutoPatchWork for Safari
BetterSource
ClickToFlash
Minatsu
Save for Later
Pocket(旧名Read It Rater)の非公式機能拡張。ブックマークや便利記事をiPhone、iPadの各種アプリと合わせて一括管理できて便利。Safariのリーディングリストは今一つなんですよね。
Readability
Readabilityサービスの公式機能拡張。Safariリーダが中途半端なので、頼らざるを得ないのが現状。
Ultimate Status bar
Google Chromeに比べると、充実していると言いがたいですが、定番系はだいたい網羅しており特に不便は感じません。えっ?Chrome使えばいいって?うーん、WindowsではChrome最強なんですが、最近のGoogleは個人データ収集にご執心の様子で、かつてのMicro$oftを彷彿とさせ、危険な香りが一杯なんですよね。
iPhoneで連絡先やミュージックのソート異常
2012/01/15 15:05 iPhone
iOS5で、言語環境を切り替えたりすると、iOS標準の「連絡先アプリ」と「ミュージックアプリ」で、あいうえお順とABC順が大混乱してしまう現象が発生する場合がある。
具体的には、日本語環境で、右端のソートリストが「ABC..Z#」となっているのに連絡先の名前や曲名、アーティスト名などは「あいうえお順」で並んでしまう問題である。またはそのまったく逆のケースもあるから複雑である。
一番手っ取り早い治し方は、設定>一般>言語環境を英語環境にすることで、すべてがABC順に統一される。しかしこの方法だとシステムごと英語環境になってしまうし、やはり「あいうえお順」の方が圧倒的に便利なので、日本語環境上で何とかしたい。
それでまず、連絡先アプリの治療方法である。iCloudと同期している場合は、設定>iCloudで連絡先の同期をオフにする。この時iPhoneにデータを残さないよう「iPhoneから削除」とする。連絡先が空になったのを確認してから、再度、連絡先のiCloud同期をオンにしてデータを読み込み直すと、正常に「あいうえお順」にソートし直される。1000件くらいの同期し直しであれば、WiFi環境ならたいして時間はかからない。
一方、ミュージックアプリは、データ量が多く、同期し直しには時間がかかり過ぎるので、違うアプローチをする。まず一度、言語環境を英語環境に切り替える。その後、言語環境を日本語環境に戻した後、すぐ本体をリセットする。このリセット動作を忘れると、ソートが混乱したままになってしまう可能性が高い。ただし、一旦、言語環境を変更するので、連絡先アプリの治療をこの後実行し直す必要があるかも知れない。
また、iOS5の場合は、設定>ミュージックで、アルバムアーティスト別をオフにするだけで直る事もあるらしい。
あー、やっと胸のつかえがおりて、すっきりした。
具体的には、日本語環境で、右端のソートリストが「ABC..Z#」となっているのに連絡先の名前や曲名、アーティスト名などは「あいうえお順」で並んでしまう問題である。またはそのまったく逆のケースもあるから複雑である。
一番手っ取り早い治し方は、設定>一般>言語環境を英語環境にすることで、すべてがABC順に統一される。しかしこの方法だとシステムごと英語環境になってしまうし、やはり「あいうえお順」の方が圧倒的に便利なので、日本語環境上で何とかしたい。
それでまず、連絡先アプリの治療方法である。iCloudと同期している場合は、設定>iCloudで連絡先の同期をオフにする。この時iPhoneにデータを残さないよう「iPhoneから削除」とする。連絡先が空になったのを確認してから、再度、連絡先のiCloud同期をオンにしてデータを読み込み直すと、正常に「あいうえお順」にソートし直される。1000件くらいの同期し直しであれば、WiFi環境ならたいして時間はかからない。
一方、ミュージックアプリは、データ量が多く、同期し直しには時間がかかり過ぎるので、違うアプローチをする。まず一度、言語環境を英語環境に切り替える。その後、言語環境を日本語環境に戻した後、すぐ本体をリセットする。このリセット動作を忘れると、ソートが混乱したままになってしまう可能性が高い。ただし、一旦、言語環境を変更するので、連絡先アプリの治療をこの後実行し直す必要があるかも知れない。
また、iOS5の場合は、設定>ミュージックで、アルバムアーティスト別をオフにするだけで直る事もあるらしい。
あー、やっと胸のつかえがおりて、すっきりした。
iTunes WiFi同期と無線ルータ
2011/11/20 18:53 iPhone
iOS5から可能になったiTunes WiFi同期が不安定で苦しんだ原因を発見の巻。
現象は、iPhone 4、iPadがOS X Lionが母艦のiTunesからデバイスリストに現れたり現れなかったり。あるいは無事現れて同期開始しても、iOSデバイスを検索中になってしまい、いつまでも同期作業を始めない。
暫定措置として、iPhone 4、iPadで1度「機内モード」をON-OFFするときちんとつながり、同期もできるようなるので、何とかしのいでいた。
ところが今度は、Apple TV 2をバージョンアップした途端、iPhone 4、iPadのRemote.appから有線でつながっているApple TV 2に接続できなくなるトラブルが発生。ホームシェアリングをONにしているにも関わらず、iOSデバイス間の通信がまったくダメ。Apple TV 2と母艦のMacとは有線同士でつながっており、こちらのホームシェアリングには問題がないので、明らかに無線LANの問題である。
…というわけで、Buffaloの無線LANルータ、WZR-HP-G300NHの設定を再度見直したところ…
ありましたよ。諸悪の根源が。マルチキャストSnooping機能ONだ。AppleのホームシェアリングやiTunes WiFi同期などは、デバイスを認識するためにマルチキャストを多用するが、Snooping機能によりこれらをブロックされていた訳である。問題なのは、完全なブロックではなく「不要なパケットを抑制」すること。不要か不要でないかを勝手に判断されるので、iOSデバイスが見えたり見えなかったり、つながったりつながらなかったりするのだ。
こういうおせっかい機能は、ふつうデフォルトでOFFにしておくべきものだと思う。Buffaloのバカ~!。って、自分でONにしたのかなぁ?
現象は、iPhone 4、iPadがOS X Lionが母艦のiTunesからデバイスリストに現れたり現れなかったり。あるいは無事現れて同期開始しても、iOSデバイスを検索中になってしまい、いつまでも同期作業を始めない。
暫定措置として、iPhone 4、iPadで1度「機内モード」をON-OFFするときちんとつながり、同期もできるようなるので、何とかしのいでいた。
ところが今度は、Apple TV 2をバージョンアップした途端、iPhone 4、iPadのRemote.appから有線でつながっているApple TV 2に接続できなくなるトラブルが発生。ホームシェアリングをONにしているにも関わらず、iOSデバイス間の通信がまったくダメ。Apple TV 2と母艦のMacとは有線同士でつながっており、こちらのホームシェアリングには問題がないので、明らかに無線LANの問題である。
…というわけで、Buffaloの無線LANルータ、WZR-HP-G300NHの設定を再度見直したところ…
ありましたよ。諸悪の根源が。マルチキャストSnooping機能ONだ。AppleのホームシェアリングやiTunes WiFi同期などは、デバイスを認識するためにマルチキャストを多用するが、Snooping機能によりこれらをブロックされていた訳である。問題なのは、完全なブロックではなく「不要なパケットを抑制」すること。不要か不要でないかを勝手に判断されるので、iOSデバイスが見えたり見えなかったり、つながったりつながらなかったりするのだ。
こういうおせっかい機能は、ふつうデフォルトでOFFにしておくべきものだと思う。Buffaloのバカ~!。って、自分でONにしたのかなぁ?
iCalとiOS5リマインダーの微妙な関係
2011/10/29 15:02 iPhone
iOS5でようやく標準搭載されたApple純正ToDoアプリ「リマインダー」。
相変わらずAppleが作るPIMツールはいろいろと問題をはらんでいるようだ。
OS X LionのiCalにもともと搭載されていたToDoとの同期が出来るようになり、名称も「リマインダー」と統一されたのだが、確認できただけでも次のような仕様(不具合?)で悩んでいる。
リマインダーやiCalで「Work」というリマインダーリストを作ると、リマインダーの中ではなぜか「職場」と表示される。ほかにも同じような変換規則があるのだろうか?
リマインダーの繰り返しの扱いiCalのリマインダーには「繰り返し」の属性がない。そのため、iPhone側で「繰り返し」を登録すると、同期されたiCal側では表示は出来ても編集ができなくなってしまう。
iPhoneリマインダーでソート(並べ替え)ができない一番困るのがこれ。iPhoneのリマインダーは登録順で強制的にソートされてしまうため、締め切り順や重要度順などでソートする手段がない。iCalの並べ替え設定を同期してくれればいいのに。
相変わらずAppleが作るPIMツールはいろいろと問題をはらんでいるようだ。
OS X LionのiCalにもともと搭載されていたToDoとの同期が出来るようになり、名称も「リマインダー」と統一されたのだが、確認できただけでも次のような仕様(不具合?)で悩んでいる。
リマインダーの繰り返しの扱い
iPhoneリマインダーでソート(並べ替え)ができない
Steve Jobs逝く
2011/10/29 15:01 Life
Steve Jobsが亡くなって、1つ人生の楽しみが無くなった。
これまではAppleの動向さえ見ていれば、マーケティングはだいたい理解できた。Appleに対して、ほかの会社や業界はこういう動きをしている…という視点で見るととてもクリアになる。
Apple=Jobsとまでは言わないが、やはり革新を成し遂げるには、集団ではなく象徴が必要だったのだと思う。人柱とまでは言わないが…
これまではAppleの動向さえ見ていれば、マーケティングはだいたい理解できた。Appleに対して、ほかの会社や業界はこういう動きをしている…という視点で見るととてもクリアになる。
Apple=Jobsとまでは言わないが、やはり革新を成し遂げるには、集団ではなく象徴が必要だったのだと思う。人柱とまでは言わないが…
OS X LionのSpotlightとTime Machineの不適切な関係
2011/09/25 13:21 Mac OS X
Lionにアップデート後、Time Machineのバックアップ・ディスクがアンマウントされないのはSpotlightが原因。気長にSpotlightがバックアップのインデックス作業を終えるのを待てば、いつかはアンマウントされるとレポートした。1度インデックス作業が終われば、Spotlightが忙しくなることもないはず。
ところがその後も、頻度は下がったものの、Time Machine バックアップが同じ原因でアンマウントが遅れる事態が起こったのだ。システムのログを見ると、mdworkerが過去のバックアップのインデックス作業に勤しんでいる様子… 過去1年分のバックアップをさかのぼって一生懸命インデックスの再構築をしているようなのである。そのあおりを食らって、たとえ数十MBでもTime Machineのバックアップ時間が20分以上かかることがざら。もう勘弁してくれ。
最後の手段として、過去の遺産であるTime Machine バックアップ(約340GB)を別のHDDに退避した上で、Spotlight再構築(sudo mdutil -E /)をし、Time Machine バックアップも1から作り直すことにした。バックアップ先のTime CapsuleとはギガビットEthernetでつながっているとはいえ、100GBの新規バックアップともなると15時間かかってしまった。
新規バックアップの結果は劇的である。
Time Machine バックアップでのSpotlightインデックス作業は止まった。いや、実際には動いているのかも知れないが少なくともユーザ感知外のレベルにはなった。バックアップ作業も3分くらいで終了するし、バックアップディスクは即座にアンマウントされる。Snow Leopard時と変わらないレベルに落ち着いた。
今回得られたバッドノウハウは、「Time Machine バックアップ上では旧OSとの混在は避けた方がよろしい」。
ところがその後も、頻度は下がったものの、Time Machine バックアップが同じ原因でアンマウントが遅れる事態が起こったのだ。システムのログを見ると、mdworkerが過去のバックアップのインデックス作業に勤しんでいる様子… 過去1年分のバックアップをさかのぼって一生懸命インデックスの再構築をしているようなのである。そのあおりを食らって、たとえ数十MBでもTime Machineのバックアップ時間が20分以上かかることがざら。もう勘弁してくれ。
最後の手段として、過去の遺産であるTime Machine バックアップ(約340GB)を別のHDDに退避した上で、Spotlight再構築(sudo mdutil -E /)をし、Time Machine バックアップも1から作り直すことにした。バックアップ先のTime CapsuleとはギガビットEthernetでつながっているとはいえ、100GBの新規バックアップともなると15時間かかってしまった。
新規バックアップの結果は劇的である。
Time Machine バックアップでのSpotlightインデックス作業は止まった。いや、実際には動いているのかも知れないが少なくともユーザ感知外のレベルにはなった。バックアップ作業も3分くらいで終了するし、バックアップディスクは即座にアンマウントされる。Snow Leopard時と変わらないレベルに落ち着いた。
今回得られたバッドノウハウは、「Time Machine バックアップ上では旧OSとの混在は避けた方がよろしい」。
WordのファイルをePub形式へ変換
iPhoneのiBooksでWordのファイルを読むとすごく快適になった…というお話。
iPhoneやiPadは、標準でもWordやPDFファイルが読めるわけだが、原文のレイアウトをそれなりに再現してしまうため、電子書籍なんかと比べると読みやすさにはかなり難がある。フォントが小さいとか、上下左右マージンのスペースが無駄とか、行送りとかページ送りが面倒とかで、まぁ読めないこともないという程度。GoodReaderはそれなりにがんばっているとは思うのだが…。
その点、電子書籍リーダは、読みやすいレイアウト、ページ送り、しおり機能など、長い文書を読むのには最適。せっかくだから、Wordのファイル(報告書やら読み物やら…)を電子書籍形式で読みたい!せっかくiBooksはePubに対応しているんだから、WordをePubに変換さえ出来れば!といろいろがんばってみた。
だけれども、あんまりがんばることもなかった。実際、日本語のWordファイルを日本語に対応したePub形式にきちんと変換できるアプリケーションってほとんど選択肢がないのだ。最終的に行き着いたのは、Pagesである。Wordファイル(.doc, .docx)を1度Pagesで読み込んで、ePub形式へ書き出すだけ。正直、あまり期待していなかったのだが、これがなかなか実用的であることが分かった!
PagesによるePub書き出しで唯一問題となったのは、フローティングレイアウト形式の画像が変換されないこと。文字列の中に画像を埋め込んだインラインレイアウト形式に一つ一つ手作業で編集せざるを得なかった(数が多いとそれなりに大変)。だが問題といえばそれくらいで、変換時間はもあっという間、変換後のファイルサイズは元のWordファイルの約1/3くらいであった。余談だが、このePub変換のための「書き出す…」メニューが「共有」メニューの中にあるのは、いかにもApple流だ。
肝心のiBooksでの読み心地だが、まさに「言うことなし」である。iBooksでは、通常の電子書籍と同じレイアウトと操作感で読み進むことが出来るのに加えて、Word内の「目次」や「脚注」まできちんと再現されている。さらに「しおり」や「ハイライト」はプッシュによってiPad、iPhone間で共有化されるので、むしろWordで直接読むより読みやすいぞ。
今回はわざわざePub変換だけのためにPagesを購入するハメになってしまったのだがこれは「アタリ」だったかも。Pagesはまだ縦書きに対応していないし、ePubの日本語対応もまだこれからだが、ちょっと将来を先取りした気分になれたかも。
iPhoneやiPadは、標準でもWordやPDFファイルが読めるわけだが、原文のレイアウトをそれなりに再現してしまうため、電子書籍なんかと比べると読みやすさにはかなり難がある。フォントが小さいとか、上下左右マージンのスペースが無駄とか、行送りとかページ送りが面倒とかで、まぁ読めないこともないという程度。GoodReaderはそれなりにがんばっているとは思うのだが…。
その点、電子書籍リーダは、読みやすいレイアウト、ページ送り、しおり機能など、長い文書を読むのには最適。せっかくだから、Wordのファイル(報告書やら読み物やら…)を電子書籍形式で読みたい!せっかくiBooksはePubに対応しているんだから、WordをePubに変換さえ出来れば!といろいろがんばってみた。
だけれども、あんまりがんばることもなかった。実際、日本語のWordファイルを日本語に対応したePub形式にきちんと変換できるアプリケーションってほとんど選択肢がないのだ。最終的に行き着いたのは、Pagesである。Wordファイル(.doc, .docx)を1度Pagesで読み込んで、ePub形式へ書き出すだけ。正直、あまり期待していなかったのだが、これがなかなか実用的であることが分かった!
PagesによるePub書き出しで唯一問題となったのは、フローティングレイアウト形式の画像が変換されないこと。文字列の中に画像を埋め込んだインラインレイアウト形式に一つ一つ手作業で編集せざるを得なかった(数が多いとそれなりに大変)。だが問題といえばそれくらいで、変換時間はもあっという間、変換後のファイルサイズは元のWordファイルの約1/3くらいであった。余談だが、このePub変換のための「書き出す…」メニューが「共有」メニューの中にあるのは、いかにもApple流だ。
肝心のiBooksでの読み心地だが、まさに「言うことなし」である。iBooksでは、通常の電子書籍と同じレイアウトと操作感で読み進むことが出来るのに加えて、Word内の「目次」や「脚注」まできちんと再現されている。さらに「しおり」や「ハイライト」はプッシュによってiPad、iPhone間で共有化されるので、むしろWordで直接読むより読みやすいぞ。
今回はわざわざePub変換だけのためにPagesを購入するハメになってしまったのだがこれは「アタリ」だったかも。Pagesはまだ縦書きに対応していないし、ePubの日本語対応もまだこれからだが、ちょっと将来を先取りした気分になれたかも。
Pocket Informant 2.0がもうすぐリリース
2011/09/03 21:02 iPhone
まもなくPocket Informant 2.0 for iOSがリリースされる!
標準のカレンダーアプリがあまりに手抜きシンプル過ぎるために、サードパーティ製カレンダーアプリがまさに群雄割拠の状態。どのアプリも一長一短ある中で、Pocket Informant for iOSはタスクとの統合具合とか、GoogleカレンダーやMobileMeカレンダーとの連携が一番よくできている…と思う。特に、MobileMeカレンダーとの連携では、日本でポピュラーなさいすけ、ハチカレンダー2、Refillsなどと比べて一番高速に動作する。
PI 2.0のリリースはかなり前から予告されていたものの、当初の計画から6ヶ月遅れとなっているらしい。その代わり、新エンジンを搭載し、最新iOSに対応するためにほとんどのコードが書き直されているとのこと。現在ベータ版ができたところで、バグフィックス作業はこれから。さらに磨きのかかったUIに期待したい。
なお、2.0リリースの前に、1.xのバグフィックス版である1.68がリリースされる予定だそう。
標準のカレンダーアプリがあまりに
PI 2.0のリリースはかなり前から予告されていたものの、当初の計画から6ヶ月遅れとなっているらしい。その代わり、新エンジンを搭載し、最新iOSに対応するためにほとんどのコードが書き直されているとのこと。現在ベータ版ができたところで、バグフィックス作業はこれから。さらに磨きのかかったUIに期待したい。
なお、2.0リリースの前に、1.xのバグフィックス版である1.68がリリースされる予定だそう。