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最強ランチャ:Resco Explorer

Palm用アプリケーション・ランチャ、Resco Explorerの紹介。
 そもそもPalmの標準ランチャは、基本機能をしっかり押さえつつ、非常にシンプルにまとまっている。さらに、Palm TXFavoritesという別のランチャも標準装備していて、ほとんどの場合サードパーティのランチャを新たにインストールする必要はない。
 今回紹介するResco Explorer 2007(いずれ2008になるのかな?)のインタフェースはWindowsExplorerに似せてはいるが、実はその本質は外観ではない。ランチャとネットワーク機能を大変うまく融合させ、HotSync非依存の環境をPalmで実現したことにあるのだ。
 そもそもPalm TXはフラッシュメモリなのでバッテリ切れは問題にならないし、定期バックアップを大容量SDカードに取れば、頻繁にHotSyncする必要もあまりない。せいぜいアプリのインストール時か(安定稼働しているとそれも少ないが)、デスクトップとデータを共有する必要が生じた場合くらい。
 Resco Explorerがあると、HTTP, HTTPS, FTPでインターネットからアプリをダウンロードしたり、SDカードとメモリ間のデータの移動が簡単にできる。さらに、v.3.20から加わったNTPクライアント機能により、タイムサーバと時間の同期を取ったり、Resco ExplorerControl PanelNeworkではNTPのほかにもPing, Tracerouteも可能。PalmOS 5.4では、古いネットワーク関連のアプリできちん動くものが少なくなってしまったのだが、Resco Explorer一つあれば問題なし。時にはブラウザさえも不要である。
 というわけで、Palm TXHotSyncがなくとも最強のPDAとしてしばらく君臨し続けるであろぉ。
 まぁ、本音としては次世代iPod touchiPhonePIM機能強化に大いに期待しているのだけどね。