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Palmで血圧管理

8月末、大動脈解離を患って大変な目に遭い、降圧剤の服用と血圧管理は欠かせない身体となってしまいました。それでもって血圧を簡単に管理できるソフトでも作ってみるかと思ってたら、既にあったんですね「血圧手帳 for Palm 」。今や私にとってのキラーアプリです。
 最近血圧の基準が変わって、最高血圧130以下、または最低血圧85以下が正常血圧と改められました。血圧なんて普通の人は病院に行った時や、健康診断の時くらいにしか測りませんよね。でも私のように大動脈系の病気を患ったり、高血圧の人は毎日、それも1日少なくとも2回は自宅で計測しなければいけません。特に起床直後の血圧は重要なのです。
 毎日血圧を記録するには、ちょっとIT化された人ならばExcelに入力して行くでしょうし、パソコン用健康管理ソフトもいろいろあります。でも朝の慌ただしい時間にパソコンを立ち上げる手間を考えるとPalmで管理できるのが一番よろしい!って見つけたのが「血圧管理 for Palm 」というフリーウェア。
 毎日血圧計でこそっと測って、さくっと入力して、もう3ヶ月分の血圧と体重データが入力してあります。いつでも画面上でグラフを見ることが出来ます。降圧剤の量が少しずつ変わって行くと、それに合わせて血圧が微妙に変化して行くのが分かります。
 病院に検査に行く時は、一度メモ帳にcsvexportして、PowerBookHotSyncし、gnuplot を使ってPDFのグラフを作成したものを持って行きます。たまにドクターにメールでPDFファイルを送っていますが、「血圧をPDFで送ってくる患者は初めてだ」とあきれておりました。グラフを忘れた時にはPalmの画面を直接見せられるので便利な事この上ありません。
 PDAの本領というのは、理屈ではなく、まさにこういう所にあるのだと実感しています。