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WebInspector

富士通から「誰にとっても読みやすいホームページ」かどうかを診断するツール、WebInspector が配布されています。
 Webのユニバーサルデザイン化という観点から、各コンピュータメーカはそれぞれのアクセシビリティの指針を発表しているが、富士通のHTML検査ツールは完成度が高い。./J で紹介されていたので、早速ダウンロードして試してみた。
 ふつうならこの手の検査ツールはWindows Onlyなんだが、アクセシビリティというだけあって、MacOS Xにも対応している。Javaアプリケーションだからというのもあるけれど、歴史的に障害者にMacOSが普及しているという点からの判断もあったのかな?
 検査の方法は簡単。index.htmlをファイルとして指定するか、URLで指定するとHTML形式かCSV形式でレポートを生成してくれる。レポートはイメージファイルを使った分かりやすいものだ。
 Focus of Interestと、このblogとを両方チェックしてみたが、CSSファイルは合格だったが、HTMLファイルの方はhtmlタグに"lang"属性がない点を指摘された。うーん確かに。本家の方は、配色のコントラストが低い点と、"_blank"属性で別ページを開く点が警告されていた。ぱかぱかウィンドウが開くと目の不自由な人には分かりにくいため。いじわるにも生成されたHTMLレポートファイルを検査してみたら、さすがに問題点は0件。さすが富士通、こういうところは抜け目がないね。
 簡単に検査ができるので、皆さん試してみてはいかが?