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日本でのPalmOS携帯電話は絶望的

日本のPalmOS市場はSONYに蹂躙され、PalmOSがスマートフォンへの道を選んだのなら、日本のケータイにPalmOSは絶望的だろうと思う。
 ハードウェアとしてのPCが小型化し、携帯電話の機能がアップすれば、PDAPDAだけの機能で市場を維持できるはずがない。だからPalmOSはスマートフォンへの道を選ばざるを得ない。
 日本ではPalmOSといえばSONYCLIEしかない。この状態でpalmOne 社が一度撤退した日本市場に乗り出す可能性はまずないし、SONYがそれに対して圧力をかけるのも間違いない。
 それでは日本のケータイにPalmOSを登載すべくSONYCLIEを発展させるか、あるいはケータイメーカとしてPalmOSを搭載するか?
 SONYSony Ericsson としてスマートフォンのOSSymbian OS (旧EPOC)をすでに選びライセンスを受けている。さらにPalmOSを搭載するようなことはまず考えられない。
 PalmOSはとても使いやすいと思うし、できるだけ長く使い続けたいとも思う。でも日本の中では結局はそういう事だ。ケータイ、PDAPC市場に対してグローバルな視点を持たないSONYの「技術が面白ければいい戦略」により、一番とばっちりを食うのは日本のユーザだろう。もっとも、SONY独占体勢が崩れれば....
 なんてね。