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Thunderbird 1.0はやっばり…

Mozilla系のニュースや掲示板によると、Thunderbird 1.0のリリースはえらい波紋を投げ掛けているよう。やっぱりねぇ。
 つまりは英語圏(言っちゃえばUS)スタッフの先走りのため、i18n(国際化:internationalization)やl10n(地域化:localization)が置き去りになってしまった。l10n関連バグが放置されたまま1.0がリリースされたんで、怒っている人もたくさんいるみたい。
 MacOS X版はバグのためにJLPを導入することも出来ない(やろうと思えば出来る)けど、Global InboxRSSリーダなどの新しい機能を使わなければ比較的安定して使えるといえるかも。でもまぁこんな調子では各国のスタッフには酷な話。
 本質的な問題は、一般的なユーザーは「使えない」と思ったら「バグ報告をしよう」という方向ではなく、「使うのヤメ」の方向に進むのを無視していること。MUAのように信頼性が求められるツールでは信頼を失ったらなかなか取り戻せない。
 Mozilla系アプリの場合は、最新版が不安定でもバージョンダウンが比較的容易にできるのがメリットかなぁ。フツーは過去のバージョンの公開なんてなかなかやってないし、データの互換性もない場合がほとんどだもの。まぁ私はしばらくの間は長い目で見ています。