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Word 2004の黒いトーフと解決法

Microsoft Word:mac 2004 WMFの図に埋め込まれたテキストが、黒い■(トーフ)に化けてしまうバグに困っていた所、アップルのディスカッションボード で解決策を発見!
 Microsoftのサポート情報 にも類似事例は掲載されていない模様。問い合せしたいのだが、Microsoftのサポート体制は極めて不親切。電話の無償サポートは4回までで、メールサポートはなんと有償。有償サポートだからといって、正しい解が得られる保証もない。つまりはユーザーは直接連絡してくるなっていう姿勢が明白なので、Microsoftからのサポートはあきらめた。
 さて現象は、WindowsWordなどで貼り付けられた図(WMF形式)にテキストボックスが含まれる場合、Word:mac 2004 で開くと一部のテキストが黒いトーフ文字に化けてしまうというもの。フォントに非依存で、再現性がなく、うまく表示される場合もあったり、同じドキュメントの中でも正しく表示されたり、されなかったりという事もある。図をダブルクリックして編集モードにするときちんと表示されるのでデータは壊れていない。でも印刷するとやはり黒いトーフに化けている。
 いざという時はWindows側から印刷するのでごまかしながら使っていたが、たまたまアップルのディスカッションボード で解決法を見つける事ができた。答えは『「システム環境設定」→「アピアランス」→「滑らかな文字のスタイル」を「標準 - CRT に最適」に設定する』PowerBook G4の液晶画面上では「CRTに最適」では文字が薄すぎるので「強」に設定しているのだが、これがまずかった。いや正確にはまずいのではなく、Word 2004のバグである(きっぱり!)。
 実は前バージョンであるPowerPoint Xでも同様の現象があった。テキストボックスにアニメーション効果をかけた時にだけ黒いトーフに化け、原因はやはり「滑らかな文字のスタイル」。このバグがほとんど話題にならないのは、このシステム設定を変える人が少ないからだろうか?