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DateBK5のDmWriteエラー対処法

palmOne Zire 72がバッテリ切れを起こしてしまいデータを消失してしまった。こんな時こそBackupBuddyVFS の出番。Dailyバックアップデータをリストアしてあっという間に復活!ところがHotSync時にDateBK5 のデータベースがエラーを吐いてHotSyncを止めてしまう!何故?
 DateBKと言えば老舗のPalm用予定表アプリケーションである。開発元であるPimlico Software がゴリラ保護と関係があることは昔ながらのPalmユーザであれば機長のパーム航空記事 でご存知であろう。
 さて、HotSync時にPalm側に出るダイアログは「DataMgr.c, Line: 7399, DmWrite: DmWriteCheck failed.」という感じ。母艦(MacOS X)側もHotSyncが停止して先に進めない。DateBKシリーズのデータベースをメンテするdbScan Scanしても同じエラーが出てしまう。どうも予定表のデータベースそのものが壊れているらしい。
 Google Pimlico Software のサポート情報を調べてみると、このDmWriteエラーはもともとpalmOne DataManagerのバグが引き金になっており、BackupBuddyVFSも一役買っているらしい。ぉぉぅ!
 復活に必要な呪文は二つ。まずはTungsten T3/EZire 72/31palmOneから提供されているPIMアップデートパッチ をインストールする。予定表のコンジットをOFFにしておかないと、またHotSyncが止まるので注意。ただしBackupBuddyの古いバージョンを使っている限り、このリストア時にまた同じ問題が出てしまうらしい。
 最後にPimlico Softwareが提供するdbScan もインストールし、Optionsメニューから「Remove All Deleted Records」を実行する。これでデータベースの不整合は解消され、HotSync時にエラーが出なくなる。
 Pimlico Softwareは原因についてさらっと報告しているのだが、昔のPIMデータベース(予定表やアドレス)と最近のPIMデータベースの互換性の不具合らしい。PalmPIMデータベースが非常に優れているため、サードパーティも積極的に利用する事から来る、Palmらしいと言えなくもない問題なのかも?