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Zaurus SL-C1000登場

SHARPより新Linux Zaurus が発表された。ハードウェア的には大きな変化はないけれど値段が手ごろになってきた。堅実な印象だ。SONYCLIE撤退発表を考えるとタイミングは微妙だし、CLIEとは好対照な製品仕様に思える。
 Zaurus SL-C1000 の売り文句は「ビジネスにすぐ使える」。ターゲットは一般ユーザより、やっぱりビジネス指向。音楽を聴いたり、映像を見たりするのはPDAでなくてもいいので、それ以外の機能をしっかり作り込むことに注力することが正解だと思う。特にPIM機能に関してはLinux Zaurusはまだ発展途上にあるからねぇ。
 SL-C1000の仕様を見る限り、HD搭載のC3000の低価格化路線と言うより、SL-C860のマイナーチェンジと言うべき。内部仕様はC860を引き継ぎながら、外装をC3000に合わせた感じ。そのおかげでだいぶ価格が下がって入手しやすくなったのが嬉しい。
 C860からの買替えを検討するには、フラッシュメモリ容量は同じでサイズも重量も増えてしまうのでまだまだかなぁ。PalmOSのように頻繁にOSもアップデートされないし、ある意味枯れたプラットフォームであるという安心感もあるからなぁ。
 またPalmから乗り換えるにはPIMのレスポンスがまだまだ。アプリケーションをメモリに常駐させて瞬間起動に「見せる」事は出来るが、やり過ぎるとメモリが足りない。あとアプリケーションのバグのせいか(特にqtmail?)、長期間リブートしないでいるとメインメモリがどんどん圧迫されてくる。
 何にせよ、唯一の国産PDAとなるのだからSHARPには頑張って欲しいぞぉ。そう言えば、ぺけろく(X68000ユーザの時も唯一の国産OSとしてSHARPを応援していたんだよなぁ。