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Tiger:CUPSトラブルシュート

TigerにアップデートしてCanonLIPSプランタドライバがハングアップ(しかもFinderを巻き込んで!)したり、CUPSがエラーログを吐き続けたりするトラブルに見舞われていたが、米国のApple Discussion 経由macosxhint にて解決方法を見つけた。これでまた一歩前進。
 MacOSプラットフォームの良い所はユーザ同士がトラブル解決をサポートし合う文化 があることだそうな。ハードウェアとOSが一社から提供されていることのメリットね、なるほど。
 さてTigerにアップデートした直後からCanonのレーザプリンタ用LIPSドライバを使うとハングアップ(虹色アイコンが長時間延々続く)するようになった。LIPSモードを止めて、イメージモードで印刷すればハングアップはしなくなるのだが、/var/log/cups/error_log/var/log/system.logには以下のエラーが延々と出続ける。

/var/log/cups/error_log

emptyReceivePort: mach_msg send returns: (ipc/send) invalid destination port

/var/log/system.log
smbd: cupsd mach_msg error (ipc/rcv) timed out

 一体何なの~って感じであるが、Googleで調べると意外にも同じトラブルがあちこちで起こっている模様。しかし解決方法が見つからず。日本のApple Discussions でも分からなかったが、米国のApple Discussions でついに答えを発見。元ネタはmacosxhints であった。
 原因はPantherからTigerへのアップデートの際、/etc/cups/cupsd.confが更新されなかったかららしい。これをTerminalcupsd.conf.defaultと入れ替える(入れ換え後にcupsdkill -HUPする必要がある)か、プリンタ設定ユーティリティを起動してメニューから「プリントシステムをリセット...」を行えばいいらしい。後者の方が簡単だが、登録してあったプランタドライバを全部設定し直しになるので注意。
 いずれにしてもこれでまた一つ問題解決。いやぁユーザの輪の力は凄いわ。