Focus of Interest -info-
Clumns for iOS, OS X, and more...
Navigation

Tiger:ネットワークボリュームで.DS_Storeを抑制

AppleTILようやく登場。マルチプラットフォーム環境ではこれこそ待ってましたという機能だ。
 マルチプラットフォームでファイル共有となると、ファイルサーバやNASを置いてSMB/CIFSを使うのが一番トラブルが少なくて良い。文字コードもUTF-8ならばWindows/MacOS X間で文字化けを起こすこともないし。
 ところがMacOS Xは、.DS_Storeファイルを共有ボリュームのあちこちに作ってしまうので、ディスクスペースを取るし(わずかだけど^^;)、見苦しいだけでなく、何かのウィルスと勘違いされるので、MacOS X以外のユーザにとっては迷惑この上もない。
 せめてローカルボリュームはともかく、ネットワークボリュームに対してはこの.DS_Storeやリソースファイル(._*)を作らない設定が欲しかったのだが、ようやくTigerで実現されたわけだ。しかも今ごろ(7/1)になっての情報公開だし。
 設定方法はTILをきちんと読むべきだが、一応紹介しておく。
 ターミナルから次のコマンドを打ち込んで再起動する。
defaults write com.apple.desktopservices DSDontWriteNetworkStores true

 この設定が有効なのはSMB/CIFS, AFP, NFS, WebDAVボリュームのみ。全ユーザに反映させるためには生成された $HOME/Preference/com.apple.desktopservices ファイルを各ユーザにコピーして回る必要はある。
 あとせめてリソースファイルの生成もしない設定も欲しいな。