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銀河鉄道999の低価格版CD

交響詩 銀河鉄道999」「交響詩 さよなら銀河鉄道999」の低価格版CDだ!1200円(税抜)と破格の価格とは言え、ちゃんとデジタル・リマスタリングされていて、音質も文句なし。久々に浸ってしまったぃ。
 銀河鉄道9991979年、さよなら銀河鉄道9991981年の劇場公開。もう25年も前の映画になるのか!「時の流れを感じる」とはまさにこのことか~。劇場版は今見ても十分なクオリティだと思う。NHKBSアニメ夜話でも紹介されていたけれど、劇場版999は技術的に画期的な試みも取り入れられていたらしい。当時のパンフレットなどを見ると、レインボー透過光なんて言葉が踊っており、技術屋を目指していた中学生にはとても心引かれるものがあったのを覚えている。
 さて音楽である。やっぱり音楽である。何といっても音楽である。なけなしの小遣いでLPを買って、静電気で針やレコードにまとわりつくホコリと戦いながら一生懸命カセットテープにダビングしてたことを思い返せば、なんとまぁ時代の変化したことよ。LPは未だに持っているけどレコードプレーヤが無いし、かといって同じ値段のリバイバルCDを買うのも...なんて思ってジャケットを眺めていたところに、この低価格版シリーズを発見。コロンビアによる「ANIMEX 1200シリーズ」と銘打ったプロジェクトらしい。
 「交響詩 銀河鉄道999」は全曲収録されるも、さすがに「交響詩 さよなら銀河鉄道999」はもともとLP2枚組だったので1枚のCDには入りきれず、4曲足りない。でもうまく選曲されているのでLPの曲が頭に刷込まれてない限り気にならない。とにかく両方とも最後の別れの曲が文句なしに良い~。「交響詩 銀河鉄道999」は「終曲-別離そして新たなる出発」、「交響詩 さよなら銀河鉄道999」は「再会~LOVE THEME~」が頭について離れない。特に後者は再会と別離のシーンの両方に使われており、ピアノの旋律が最高である。音だけを聞くのは何年ぶりだろ(いや、十何年ぶりか?)。
 レコード会社は、妙なプロテクトやオムニバス収録などの安易な商売は即刻止めて、レコード時代の遺産をCDで安価に提供すべし。そもそもレコードで利益は既に確保していたはずなので、CD化によって同じ値段で販売するのはやりすぎでしょ。