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SL-C860でOpera 7.55を使ってみる

SL-C860の標準ブラウザであるNetfrontはそこそこ使えるのだが、かゆいところに手が届かないもどかしさがある。そこで巷で話題のOperaを試してみた。これがなかなか良い具合なのある。
 Netfrontで不満なのは、よく読込みエラーを起こすところとか、ジャンプスクロールができないところとか、サイトのロードを始めてから表示までが遅い点とか。まぁ標準添付アプリケーションとしては及第点なのだけれど。
 ZaurusOperaをインストールする方法は、いろんな方々の努力のおかげで情報が充実しており、特に困ることはあるまい(Opera7 on Linux Zaurus SL-C860)。現在すぐに入手可能なのはOpera 7.30である。注意点があるとすれば、直接日本語入力をする場合は旧版であるOpera 7.25を使うこと(Opera で日本語入力(コピペじゃなく) )と、最新版であるOpera 7.55を入手するためにはIBMにユーザ登録が必要なことくらいであろうか(ユーザ登録方法の解説記事)。
 さて最新版であるOpera 7.55の使い勝手であるが、基本的にNetfrontの不満点は全てクリア。サイトの読込みは非常にスムーズだし、狭い画面にも関わらずCSS等のレイアウト再現度はかなり良い線を行っている。BloglinesではMobileは不要だし、フルスクリーン表示機能はなかなか感動的でさえある。一部ショートカットが効かないなどの不具合もあるが、十分実用範囲内である。
 Netfrontは日本製なのでそれなりに思い入れもあるが、残念ながらブラウザとしての作り込みはOperaには及ばないようだ。しばらくは日本語対応の確認や、安定性等の検証のために使ってみることにするが、SHARPさんには是非正式日本語版の搭載を検討して欲しいものである。