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.Macでサブミッションポート(Port587)

So-netでもOutbound Port25 Blockingが始まるらしい。.MacSMTPサーバをSo-net内から利用できなくなるって事?いや、実はそうでもないらしい。
 .Macはプロバイダから利用するのが基本であるため、そのプロバイダ側がPort25を塞いでしまえば.MacSMTPサーバを利用できなくなる。その回避策として、So-netではサブミッションポートとしてPort587を導入するとのことなのだが、.Macのどのドキュメントを読んでもサブミッションポートに関する記述がない。
 まさか、mac.comのアドレスが使えなくなるの?と思ったのだが(So-netでアドレス詐称と言う究極の手も無いことは無いが)、試しにThunderbird25ポートを587ポートに変更してみたらきちんとメール送信できることが分かった。あれっ?ちゃんとサブミッションポートに対応してるじゃんか。
 落ち着いてもう一度Appleのサポートで情報を探してみたら、「.Mac: メールを送信しているときに、サーバのタイムアウト警告メッセージが表示される」や「.Mac MailSMTPサーバを使用する」という記事で、Port587に関する記述を見つけた。絶対にこれは分かりにくいぞ!
 Outbound Port25 Blockingを導入すれば、単純なスパムの大量発信は防げるかも知れないが、いずれスパマーがPort587に対応してくるのは間違いない。ユーザに無用な混乱を招くだけで本質的な解決になっていないと思うのだが...