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Google Software Updaterの削除:Google Earth

 Snow Leopardへのアップデートを機に、アプリケーションやら起動項目やらを見直していたところ、launchdの中にGoogleSoftwareUpdateという怪しげな項目を発見。しかもこのアプリケーションは、~/Library/Google/という通常置かないところにあたかも隠すようにインストールしてある。出所不明。インストールした覚えもない。
 調べてみると、Google Earch 5が勝手にインストールするアプリケーションであることが判明。しかも、こいつはGoogleSoftwareUpdate本体を消してもGoogle Earth起動時に再インストールされる。さらに分かりにくいところに置かれているのでGoogle Earthを消しても動き続ける姑息な仕掛けになっている。削除するなら両方消すしかない。
 このような姑息な仕組みはWindowsでは話題になっている。Google chromeでも同じ事が起こるらしい。
 とにかく何を行っているかまったく分からないものが入っているのは気持ちが悪いので、Google Earth.appの開腹手術と~/Libraryのクリーニング作業を行った。
 まずGoogle Earth.appの開腹手術。/Application/Google Earth.appの中にある以下のファイルを削除する。
  • Contents/Frameworks/KeystoneRegistration.framework/Resources/install.py
  • Contents/Frameworks/KeystoneRegistration.framework/Resources/Keystone.tbz
 Keystone.tbzがGoogleSoftwareUpdateを圧縮したファイル本体で、install.pyがこれをインストールするPythonスクリプトである。これらを先に消さないと以下の作業が何の意味もなくなる。
次に~/Library内の以下のファイルやフォルダを削除する。
  • ~/Library/Google/GoogleSoftwareUpdate
  • ~/Library/Preferences/com.google.Keystone.Agent.plist
  • ~/Library/LaunchAgents/com.google.keystone.daemon.plist
  • ~/Library/Caches/com.Google.Keystone.*
  • ~/Library/Logs/GoogleSoftwareUpdateAgent.log
 Googleには親近感があるのだが、こういうことが「信頼が揺らぐ行為」というのだろうか。