Focus of Interest -info-
Clumns for iOS, OS X, and more...
Navigation

Safari 4 on Snow Leopardで広告ブロック

 Snow LeopardからInputManager系のSafariの機能拡張は動作しなくなった(正確には64bitモードで動作しないが、32bitモードで動くプラグインはある)。それぞれの開発はゆっくりしてはいるが進んでいるようだが、一時的にせよ不便になるのは仕方ない。
 広告ブロック系のプラグインもその一つ。
Safari Adblockはフリーかつシンプルでお気に入りなのだが64bitモードで動かない。Web広告は気にしなければ気にならないものだが、やり過ぎているサイトに行くとうんざりしてしまう。そういう始末の悪いサイトを常用するとなると、悪平等というか、全面広告カットに踏み切らざるを得ないというか…。
 それはそれとして、SafariではカスタムCSSを使った広告ブロッキングという手法が使える。
Googleコードが提供するadsubtractがそれ。使い方は簡単。AdSubtract.cssをホームディレクトリのどこかに置いて(他ユーザと共有したければ~/Public下に保存)、Safariのメニュー>環境設定…>詳細>スタイルシートで選択するだけ。
 2007年11月版なので効果はあまり期待してなかったが、良い意味で意に反して効果覿面。2年経ってもそんなに広告手法は変わっていないということね。
 CSSなのでカスタマイズも簡単。例えばGyaO!のトップページはメニューからすべての画像が消えて真っ白になってしまうなど少々やり過ぎ感はあるが、次の2行を探し出してコメントアウトするだけで復活する。
A:link[HREF*="javascript:void"] IMG {visibility: hidden ! important}
A:link[HREF*="/rd."] IMG {visibility: hidden ! important}
 このadsubtractはWebKitを利用するすべてのブラウザで有効で、Windows版SafariやOmniWeb、Shiiraでも使えるとか。
 うーんiPhoneのMobile Safariでも是非使いたいけど、そもそもiPhoneにはファイルを保存する手段がないものな。