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Pixelmatorの画像処理が凄い

 画像加工ソフトといえば、Adobe Photoshopが定番中の定番だが、とても個人で買える値段じゃない(20万円って…)。奮発して買っても、(ちょっとしか機能アップしない割に)頻繁なバージョンアップにとても付いてけないんだよね。そう言えば、CS5でやっとCocoaに対応とか。出来の悪いFlashに限らず、AdobeのMac軽視は相変わらずですな。
Pixelmator
 これまでGimp.appとか、GraphicConverterで何とかしのいでは来たが、今話題のPixelmatorが海外のサイトで半額だったので、衝動買いしてみた。日本ではact2.comがこの円高に5,980円なんて値段で売っているのだが、ちゃんと日本語リソースも入ったダウンロード版が、海外のサイトからドルで買えば2,600円以下。Photoshopの1/100である。うーむ。
 まだ数回しか使ってないけど、とにかくフィルタが高速だ。今ホットなGPUを駆使したテクノロジー(Core Image)によって、リアルタイムのフィルタ処理が可能。GimpGraphicConverterで数秒待たされる処理でも、ヌルヌルと加工できるのは凄い…。ちなみに本体はMacBook Pro Early 2008なので、今となってはそんな高速なマシンではない。ImageMagickベースと言うが、全然別物のように感じるけどなぁ。
 操作方法もちょっと特殊である。マウスの
クリック&ドラッグでペイントや消しゴム、範囲選択などができるのは、なかなか良くできたインタフェースである。処理も高速なのですいすい作業でき、別次元の感覚である。とにかく軽いの一言。
 いやぁ時代は進むものですなぁ。iPhone、iPadのようにお手軽にアプリが使えるモバイル機器が幅を利かせる一方で、やっぱりMacやPCはこういう重たい作業をこなすために残っていくんでしょうな。裏を返せば、重厚な処理をこなすアプリケーションが必要なければ、自宅にデスクトップやノートは必要なくなるのかも知れないね。