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Safari 5で広告ブロック

 久々の広告ブロックネタ。
 Snow LeopardでInput Manager系機能拡張が禁止されてから、
Safari 4の機能拡張もSIMBLを利用したものへ移行が進んだ。広告ブロックもSafari AdBlockerがリリースされたおかげで、FirefoxのアドオンであるAdBlock Plusと同じフィルタを使えるようになった。アップデートの頻度は高いのだが、まだFirefoxでブロックできる広告がSafariではできないようなバグが若干残っているようだ。
 
Safari 5では標準で機能拡張をサポートしたことで、さまざまな機能拡張が一気にリリースされ始めている。このうちの一つがAdBlock for Safari。この「for Safari」というところがミソで、実体はGoogle Chrome用機能拡張のライブラリを利用したものになっている。このため、ブラックリストやホワイトリストの登録画面などはGoogle Chrome機能拡張と同じ。当然、AdBlock Plusのフィルタをそのまま利用できる
 インストールしたら、ちょっと気がつきにくいがツールバーのURLバーの隣に手のひらのアイコンが現れ、オプション設定画面に飛ぶようになっている。また、ページ上で右クリックすると「Show Blacklist Wizard」メニューがあり、ブラックリスト登録がしやすいようになっている。使い勝手はお世辞にもいいとは言えないが、基本機能はきちんと動作している模様。
 何よりSIMBL系によるハックとは違い、きちんとした開発基盤上で動作している安心感がある。