Thunderbird 1.1 Alpha 2 for MacOS Xでのキーバインド・カスタマイズが...
Firefoxほど目立たないがThunderbirdの改善も少しずつではあるが進んでいる。ところがThunderbird 1.1 Alpha 2のリリースによって、これまでのキーバインド・カスタマイズ方法が使えなくなってしまった。
Thunderbird for MacOS XでEmacsライクにキーバインド・カスタマイズする方法は、昔のエントリにも書いた通り。この方法はThunderbird 1.1 Alpha 1まで有効だった。少なくともMacOS X版では。
今回の1.1 Alpha 2 for MacOS XではThunderbird.appのパッケージ内部がかなり変わってしまっている。キーバインドを定義したplatformHTMLBindings.xmlどころか、それを収めた${Thunderbird.app}/Contents/MacOS/res/builtinディレクトリそのものが無くなってしまった。これは一大事!
パッケージ内を探し回った結果、ようやく${Thunderbird.app}/Contents/MacOS/chrome/toolkit.jar内にアーカイブされてしまっているのを発見できた。このtoolkit.jarを解凍(unzip)すると、content/global/platformHTMLBindings.xmlが見つかるが、このファイルにこれまでuserHTMLBindings.xmlに定義していたEmacsライクなキーバインドを追加して、再度zipアーカイブした上でパッケージ内に戻すとカスタマイズできることが分かった。ちなみにuserHTMLBindings.xmlファイルを置いてからzipアーカイブしても認識してくれなかった。置くディレクトリが違うのかも知れない。
設定ファイル系をアーカイブすることで、起動の高速化を狙っているのかなぁとも思えるのだが、カスタマイズがひどく面倒になったことは確か。何か別の方法があるのだろうか???
今回の1.1 Alpha 2 for MacOS XではThunderbird.appのパッケージ内部がかなり変わってしまっている。キーバインドを定義したplatformHTMLBindings.xmlどころか、それを収めた${Thunderbird.app}/Contents/MacOS/res/builtinディレクトリそのものが無くなってしまった。これは一大事!
パッケージ内を探し回った結果、ようやく${Thunderbird.app}/Contents/MacOS/chrome/toolkit.jar内にアーカイブされてしまっているのを発見できた。このtoolkit.jarを解凍(unzip)すると、content/global/platformHTMLBindings.xmlが見つかるが、このファイルにこれまでuserHTMLBindings.xmlに定義していたEmacsライクなキーバインドを追加して、再度zipアーカイブした上でパッケージ内に戻すとカスタマイズできることが分かった。ちなみにuserHTMLBindings.xmlファイルを置いてからzipアーカイブしても認識してくれなかった。置くディレクトリが違うのかも知れない。
設定ファイル系をアーカイブすることで、起動の高速化を狙っているのかなぁとも思えるのだが、カスタマイズがひどく面倒になったことは確か。何か別の方法があるのだろうか???