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OS X Lionでウイルスバスターのトラブル

 OS X LionSnow Leopardからのアップデートでインストールしたが、2日に1回の割合でカーネルパニックを起こすようになった。
 
OS Xの場合、カーネルパニックと言っても、Finderの画面に「パワーボタンを数秒間押し続けるか、リセットボタンを押してください」という各国語の表示がかぶさるくらい。スマート過ぎてカーネルパニックと認識しにくい気もするが、UNIXを知らない人にはこれくらいがちょうどよいのだろう。

 さて、
ウイルスバスターは、1つのシリアル番号でWindowsでもMacでも3台のコンピュータまでインストール可能なのがメリットである。信頼性に欠ける面があるのは否めないが…。というのも、Lionへのアップデートで起こったトラブルで重大なものは、ウイルスバスター for Macが原因と考えられるからだ。起こったトラブルは次の2つ。

  1. Lionで不定期にカーネルパニックが起きる
  2. ウイルスバスター for Macのプロセスが突然終了する

 
1.が、なぜウイルスバスターが原因と特定できたかというと、Lionからウイルスバスターをアンインストールした後、トレンドマイクロのホームページからLionに対応したインストーラをダウンロードして、再インストールを行うだけでカーネルパニックが起こらなくなったからだ。実はここでやらかした間違いは、Snow Leopardウイルスバスターをインストールしたまま、Lionへアップデートしたことにある。ウイルスバスターに限らず、ウイルスチェックのプログラムはアンインストールしてから、OSのアップデートを行うのが基本である…、と偉そうに言えない悲しさ…

 
2.の方は、Lion上で再インストールしたにも関わらず直っていない。Time Machineが動き出してTime Capsuleをマウントするタイミングなどに落っこちるような印象があるが、再現性がないため原因が把握できない。よって、バグレポートも出しにくい状況である。一応トレンドマイクロは、ウイルスバスター for MacはOS X Lionに対応(バージョン1.6 1088)している、というのが公式発表なのだが…

(2011/8/13 追記)
HotFixにて対応済み!