XBMCをApple TVにインストール(脱獄)!
2009/11/22 16:20 Mac OS X
ついにApple TVを脱獄し、最強のメディアプレーヤであるXBMCをインストール。sshやbinutilsなども同時にインストールされるので、もはやApple TVという名の別のマシンに生まれ変わったと言っても過言ではない。
XBMCのインストール方法は、XBMC for Mac on Apple TVに書かれてある通りなのだが、最新版に対応していないのでいろいろつまづくところが多かったので、覚え書きも兼ねてなんちゃって日本語訳してみよう!という訳である(小文字で書いてあるのが当サイト管理人の修正・追記)。
あぁ〜っと、お決まりの文句だが、実行する場合はあくまで自己責任。失敗するとApple TVのディスクを丸ごと失って修理送りになることは間違いない。
(2009/11/22追記:Apple TV 3.0.1の場合は、こちらも参照のこと!)
(2009/7/20追記:Apple TV 2.4の場合は、こちらも参照のこと!)
Minimum requirements
XBMCのインストール方法は、XBMC for Mac on Apple TVに書かれてある通りなのだが、最新版に対応していないのでいろいろつまづくところが多かったので、覚え書きも兼ねてなんちゃって日本語訳してみよう!という訳である(小文字で書いてあるのが当サイト管理人の修正・追記)。
あぁ〜っと、お決まりの文句だが、実行する場合はあくまで自己責任。失敗するとApple TVのディスクを丸ごと失って修理送りになることは間違いない。
(2009/11/22追記:Apple TV 3.0.1の場合は、こちらも参照のこと!)
(2009/7/20追記:Apple TV 2.4の場合は、こちらも参照のこと!)
Minimum requirements
- Apple TV 2.2以上
- Mac OS X 10.5 か 10.4
- 512MB以上のUSBフラッシュメモリ。ただしU3規格のものはソフトウェアを削除しておく必要がある。
- ATV USB Creatorを<http://code.google.com/p/atvusb-creator/>からダウンロードする。
’09年5月現在でMacOS X版は1.0b10が最新版。Windows版の1.0b11もリリースされているようだ。 ブート可能な
USBフラッシュメモリをMacに挿入する。
その前に他のUSBメモリは外しておくと後で悩まなくてすむ。- ダウンロードしたATV USB Creatorを起動。
- GUI画面で
ATV Patchstick
を選択。
あらかじめ選択されているので、ここでは特に操作は不要。 - もしATV USB Creatorを起動した後にUSBフラッシュメモリを入れたなら、ドライブメニューの左にある円状の矢印をクリックして正しいディスクが選択されているか確認。
2.の操作をしていればこれは不要。 Create Using
のボタンをクリックするとUSBメモリにブートローダやパッチファイルなどが自動的に生成される。
(注意!Apple TV 2.4の場合は、こちらも参照のこと)- 作業が終了したら、USBメモリを抜いて、電源を落としたApple TVのUSBポートに差し込む。
- Apple TVの電源を入れると、USBメモリ(
patchstick
というドライブ名称)が自動的にブートし、ATV bootloaderを走らせる。
Linuxがブートし各種パッチ当て作業が自動的に行われる。テレビ画面にLinuxコンソール画面が現れるのはなかなかシュールだ。
失敗したからといって何度もブートし直すとOSを壊す可能性大。 - ATV bootloaderの作業が終わったら、USBメモリを抜いて、Apple TVを再起動する。
sshのログイン行が出たらパッチ当て作業終了。ここからはUSBメモリはもう必要ない。 - メインメニュー上にXBMCの機能が、Apple TVのGUIとして現れる。
いつも見慣れたApple TVのメニューに、Launcher
とSoftware Menu
のメニューが追加されている。 Launcher
をクリックし、Downloads
を選ぶ(ここからインターネットからXBMCがダウンロード、インストールされる)。
XBMCは、Atlantis(8.10bf1)
とBabylon(9.04)
、このほかにBoxee
とLauncher
の更新が可能。
先にまずLauncher
をアップデートした方がいいと思う。XBMCの最新版はBabylon
でこちらがお薦め。
管理人の環境ではXBMCのダウンロードがエラーになってどうしても先へ進めなかったが、翌日に再挑戦したら無事ダウンロードできた。ダウンロード先(sourceforge)の問題だったと思う。- XBMCをインストールし終わったら、もう一度Apple TVを再起動する。
- メインメニューの
Launcher
をクリックし、サブメニューの中のXBMC
を選ぶと、XBMCがスタートする。
あとはもうXBMCの世界を楽しむだけ。
- まずApple TVのXBMCのロケール設定。XBMCアプリケーション画面から「Setting」→「User Interface」→「Region」は「Japanese」選択。「Charset」は「Japanese (Shift-JIS)」。「Look and Feel」の「Skin」→「-Fonts」は「Arial」とする。
- 次に日本語フォントの準備。MacOS Xの日本語TTFフォントを自分のホームディレクトリの「サイト」(Sites)にコピーする。
どのフォントでもいいわけでもないらしい。管理人はOsaka.dfontを使ってみたが、ライセンス問題もあるのでこれも自己責任になるだろう。 - システム環境設定でWeb共有をONにして、フォントをhttpでアクセスできるようにする。
- ターミナルからApple TVにsshログインする。
先の作業で、ssh frontrow@appletv.localとすればアクセスできる。パスワードはfrontrow。 - カレントディレクトリをXBMCのフォントディレクトリへ:
cd /Applications/XBMC.app/Contents/Resources/XBMC/media/Fonts/ - 先の日本語フォントをwgetダウンロード:wget http://自分のMac/~自分のユーザ名/日本語フォント名
- 元のArialフォントを残しておく:mv arial.ttf arial_orig.ttf
- ダウンロードした日本語フォントをソフトリンク(Osakaフォントの例):ln -s Osaka.dfont arial.ttf
- これでXBMCを起動すると日本語化されるはずである。